若者=SNSなのか?
また、まちづくりの集まりに関する話です。
この集まりは、メンバーの多くが高校生、大学生で構成されています。
社会人もいます。
そこで、若者をターゲットにして何かを行おうとなったときに、ほとんどの人が考えたのがSNSの活用でした。
私も最初は、何をするにしてもSNSを絡ませてくるべきだと思いました。
でも、よくよく考えてみたら、他の人は知らないけど自分はSNSで発信されていることは、そんなに興味がないことに気づきました
そもそも、私は大学生になってからスマホを持ちはじめたくらいです
ひねくれているから
「SNSで発信すべき!」と言った私は、とんでもない自己矛盾に陥っていました…
私が小学生のときが、ちょうどガラケーからスマホへの過渡期でした。
ほとんどの人がスマホを持っている現在は、私が子どものときに比べて世界が無機質に感じます。
「あのときはいい時代だったな…」とよく母に愚痴をこぼしています
スマホは持ち始めたものの、今でも遠出をして写真を撮るときはデジカメを使っています。
最近は、若い世代でフィルムカメラが流行っているみたいなので、そういう気持ちは意外と多くの人にありそうです。
でも、これもSNSにあげることが目的なのか…
本当は誰も見ていない
この記事を読んでいる人は、だいたいどれくらいの時間で読みますか?
私の記事はどうでもいい内容なので、10秒くらいかもしれません
ブログの1記事を10秒、ニュース記事を1つ3秒、Twitterの1ツイートを1秒以下というのが、閲覧にかけているだいたいの時間です。
SNSで発信したとしても、地元の情報なんてたぶん見ないし、見たとしても記憶に残らないのではないかというのが本音です。
だから、あえてSNSによらないことを目指すべきではないかと言いたいです
若者が本当に求めているものは、SNSによって得られるものではないと思います。
「若者=SNS」は、若者の行動をとらえきれていない親世代と、自分自身をまだよくわかっていない若者によって形成された、希薄な概念なのかもしれません。