大学生編(1-A) 

 

注意ネガティブな内容なので注意!

 

大学生になってからのことは、まとめて書くつもりはありませんでしたが、

今後のために書こうと思います。

 

書く上で懸念していることは、留年したら4年生が2回とかになることですニヤニヤ

 

そのときはそのときで…。

 

 

 


 

 

星最後の受験(2月)

 

浪人生のときは、私大も受験した。

 

無事に合格がわかって、いよいよ前期試験が近づいていた。

 

 

2日前、少し喉が痛くなってきた。

 

試験前日、予備校に着くと、体が重くてだるかった。

熱はないのにあるような感じがした。

 

その日は、布団に入ってから3時間たっても頭が痛くて寝れなかった。

 

(よりによって、なんで試験前日に調子が悪くなるんだゲロー)

 

 

 

星忍びよる影

 

試験当日は、朝起きたときから気持ちが悪かった。

体調は最悪だった。

 

母は「ついて行こうか?」と言って心配していた。

 

 

受験する大学は、現役のときに受けた大学と同じ。

 

大学に向かうため、家の外を出ると外はまだ真っ暗だった。

1年前もそうだった。

 

気持ち悪くて吐きそうになりながら、1時間電車に揺られた。

 

(これじゃあ、受かりそうにないな…チーン)

 

 

 

 

星過去から逃れられない

 

「寂しいところだな」と1年前に大学に来たときは思った。

 

まるで、そのとき残していた影と同化していくように、1年前の心地に戻っていた。

 

 

試験は、全然できなかった。

 

後期に向けて頑張るしかない。まさに背水の陣真顔

 

 

帰りも電車に乗って帰った。

 

そこでもまた1年前を思い出した。

外を流れていく風景は、自分にとって〈さみしくて かなしくて ふこうだった〉。

 

電車に乗っている間に、夜が来てしまった。

 

 

 

星終わらない夜

 

後日、自分で試験の点数を計算してみた。

 

(もしかしたら、合格最低点はあるかもしれない。)

 

 

結果は、合格した。

 

それはよかったけど、あの出来で合格するなら、勉強しなくても同じだと思ってしまった。

納得がいかなかった。

 

 

本当に全てをやり直すなら、他の大学に行くべきだった。

 

この大学にいる限り、過去から逃れられない。

 

終わらない夜から自分の大学生活は始まっている。