図書館で絵本選びをしていたら、目に留まった絵本があった。















(どこかでみたような、、、。)








急いでいたので、とりあえずその本を手に取り、貸し出しの手続きを済ませ、図書館を後にした。









家に帰ってページをめくって絵を眺めていて気付いた。








(これ、幼稚園のときに実家にあって眺めていた本だ、、、。)









読みながらグワァッと自分の脳がそのときに引き戻されるような不思議な感覚がした。








35年以上、自分の中で忘れ去られていた本なのに、脳にはちゃんとこの本の内容が刻み込まれていたようだ。











この絵をじーっと眺めてたのを覚えてる、、。

(小学校に上がるときに海外へ転校したので、その後本は処分したのです。)








もうとっくに自分からなくなっていたと思っていたものが脳に実はずーっと記憶されていたということにとても驚きました。








そしてこの絵本はおそらく両親がセレクトして子供部屋の本棚に置いてあったものなのだと思うのですが。








自分という存在は、自分が思った以上に両親が選んだものから構成されているのかも、、、と思った出来事でもあったのでした。










責任転嫁の意味もあり笑、子供は子供の選択によって生きていくもの、という考えが強かったのですが、








子供には豊かな人生を送って欲しいので、物でもなんでも良い選択肢をなるべく周りに置いてあげたいと改めて思ったのでした。(親の自己満だったとしても。)







さて、この絵本ですが、一言で言うと、世界にはいろいろな人がいるよ、という内容なのですが、今読んでもなかなか面白いです。絵がとても充実してるので眺めてるだけでも面白いです。







最後に、この絵本の文章を抜粋しておわりにします。






だれもが

思ってることも

食べるものも

着るものも

ぜんぶ

同じだったら

死ぬほど

たいくつ




ほらね

わたしたち

みんながみんな

それぞれ

こんなにちがってるって

すてきでしょ?