ものごころついたときから
「人間はひとりで生まれてきてひとりで死んでいくもの」
「人間は常に孤独なもの」
そのように母に教えられて育ってきた。(一応言っておくとそれなりに家族仲は良かったです。)
人間は常にひとりなんだ、という教えのもと、そのつもりで生きてきた
今、家庭を持ち、物理的にも精神的にもひとりでいる時間はかなり減った。
常に他者のことを考え、常に家族が共にいる。
夫のことは好きだし、こどもたちほど可愛い存在はない。
ありがたいことだ。
しかし、時折、「(物理的にも精神的にも)ひとりになりたい、、、。」と、思う自分がひょこっと顔を出す。
ふと読んだ絵本作家でもある平野恵理子さんのセリフにうんうんとうなずく。