

東北極真カップ大会はスタッフ、役員、関係者の尽力の下、無事に終わりました。うちの選手も怪我なく終わることができました。
大会を前にして、ついつい選手には頑張れと声をかけてしまいます。
一部ではいつも頑張っているのにこれ以上どうがんばれば良いの?とか、頑張れという声かけはしてはならないというような、がんばれ否定論まであります。
考えてみればわれわれ指導者も親も何気なく頑張れを使っている事だろうと思います。しかし、この声がけをする人たちは何もプレッシャーをかけようと思いがんばれ
を使っている訳ではありません。それは純粋に自分の力を発揮して欲しいという思いだけで、おそらく出かける時に使う「気をつけてね」もおなじような感覚で使っているかと思います。使う側も誰しも、がんばれと言えばみんな普段以上の力を発揮する。「気をつけてね」と言えば事故に遭わない。とは思ってはいません。
言うならば、「がんばれ」と出かける前の「気をつけてね」は、遠くから見守っている人の祈りが込められている言葉だと思います。
言うならば、がんばれと気をつけてねは、あなたの活躍を祈っているからね、と、
無事に帰ってくることを祈っているよ、なのです。
この度の大会も、多くの先輩方、仲間、保護者の皆さまからの祈りに包まれみんなは出場しました。
大会では 残念ながら皆、予選を突破することはできませんでしたが、
試合の動画を見ると、 負けたみんなもかなり強くなってます。「今までよく頑張った。」
大会は修行の成果を確認する場です。コレからも修行は続いて行きます。「みんな
がんばれ」コレからもみんなの成長を祈っています。