”立場が人をつくる”2024/春

お漏らしするくらい小さいときから空手を初めたＡ太（実際にお漏らししたかはナイショ）もついに4月から少年部筆頭先輩となります。黄色帯になってからのＡ太は先輩としての

自覚が出て来たのでしょう。とても良く後輩の面倒を見てくれるようになりました。

稽古時には道場に入りたての白帯を並べてくれたり、指導者から見ると助かる存在です。

同じく小学校低学年から初めたHは高校生で一般部ですから上が多くでまだまだ

筆頭先輩にはなれませんが、試合に出たあたりから、メキメキと実力をつけ始めました。Hは身体が大きかったものの、動きが固く、少年部では中々活躍出来ませんでした。しかし最近の戦いを見てみると、若干固い動きながらも落ち着いて戦う自分のスタイルが出来上がりつつあり、その組手は大人相手にも十分通用するようになりました。

Ａ太について言えば、少年部の一番の先輩になる事が、後輩を助けると言う行動に繋

がったのは間違いないと思います。一方のHは苦しい稽古を乗り越えた末に試合に出場した。その自信が落ち着いた組手をするように成長したのでしょう。

Ａ太は筆頭先輩という立場が先輩としての振る舞いを身に着けさせ、Hは、苦しさを乗り越えた自信が強さと落ち着きを身に着けさせたのでしょう。

立場が人を作り、自信が落ち着きと強さを身に着けさせた。これからも稽古を通じどんどんと、立場を変えつつも（帯が上がるということ）、自信を身につけ、人間的にも成長してほしいと願うばかりです。

↓みんなの将来が楽しみです。

みんなで柔軟体操。先輩が号令をかけます。