以前、このブログで極真館の岡崎寛人師範のことを書いた。

「義珍の拳」イラストの構えがそっくりな件である。(それだけなんですが・・)9月19日の日誌参照

岡崎師範といえば、その修行暦は極真空手だけでなく、剣道、柔道から始まり、居合道、杖道、琉球古武道などと多岐に渡る。

もちろん太気拳も。

師範は自身の極真館福島支部のHPに「拳のこころ」と題したエッセイを書いており、その中に下の文章を発見した。下に引用します。()内は不自由の注


「はじめの頃は消化不良を起こしていましたが、長年続けていると不思議とどれも(居合い、丈道、古武道等)中途半端にならずに形になってくるものです。空手にしても糸東流という枠で考えていないので、極真空手も同じ空手だと思うといろいろと相乗効果があるものなのです。ただ、これらすべてを結びつけているキーポイントは実は太気拳(意拳)なのかもしれませんが、これは物議を醸し出す発言になるのでここまでで控えます」

「物議を醸し出す発言」をわざわざ取り上げてすみませんが、今日の題名にもしたとおり「すべてを結びつけるもの」は太気拳です。間違いありません。先人はなんと素晴らしいものを残してくれたのだと感謝するばかりです。

そういえば、岡崎師範はHPで空手の合宿での「騎馬戦」を取り上げていますが、親友と作戦を練り、不自由の親友が師範の騎馬を倒した(師範を落馬させた)ことはいい思い出です。20年近く昔の話です。