福祉削り軍拡の愚策 | 嬬恋村議会議員 伊藤洋子の日々思うこと

嬬恋村議会議員 伊藤洋子の日々思うこと

誰もが元気になる村づくりをめざします。

 昨日の赤旗日刊紙に、この見出しの記事がありました。このコラムは「こんな政治でいいのか  私も言いたい」の欄です。

書かれた方は、NPO法人高齢社会をよくする女性の会副理事長・厚労省社会保障審議会医療保険部会委員の袖井たか子さんです。

 

 今年度は医療と介護の同時報酬改定が行われます。私は厚生労働省の審議会で診療報酬改定に携わりましたが診療所の報酬切り下げが決まってしまいました。財務省が「診療所は中小企業より儲かっている」と引き下げを要求したのが発端です。黒字はコロナ対策の補助金のためなのに。知り合いの医師は「発熱外来やワクチン接種ををしたのはだれか」と怒り心頭でした。

 介護保険は介護報酬が切り下げられました。根拠とされたデーターはいい加減です。訪問先が同一集合住宅か、地域か、事業所は小規模か大規模か、それによって利益率が10倍以上異なっています。(中略)

 介護保険は住み慣れた地域でその人らしく自立して暮らすことを目的としており、その肝は訪問介護です。ホームヘルパーの有効求人倍率が15倍以上の今、報酬を引き下げるのは愚かです。(中略)

 岸田首相は安保3文書に続き次期戦闘機の海外輸出まで閣議決定で決めてしまいました。安保法制反対では国会前に多くの国民が参加しました。私も少しデモしたりしました。あの時は本当にすごかった。

 今もっと危険です。43兆円も軍事費に使う軍事大国になり、そのあおりで社会保障はもっと削られてしまいそう。1発数億円のミサイル、アメリカのポンコツオスプレイとか買わされて、おかしい。安保法制反対の時のように、今こそ声を上げるべきです。

 

 この記事を見て診療所の報酬切り下げのことが気になりました。嬬恋村の診療所もそうなるのかと心配になります。(後日確認したいと思います。) 村民にとって身近な診療所ですので守らなければなりません。

 また介護報酬引き下げも許せません。大変なお仕事をしているのに・・・・。村の高齢者が自分らしく暮らせるためにはヘルパーさんの手助けは必要です。むしろ報酬をひきあげたいくらいです。

 ごちらも安心して暮らせる村として必須です。

 

今日は暑かったですね。急にこの気候になったので明日から着るものに困るので慌てて衣替えをしました。