イースターのうさぎ

 

 

 

 

『ロレンツォのオイル/命の詩』

という映画があります。

 

1982年に

ALD=難病副腎白質ジストロフィを

5歳で発症し

あと2年の命と言われた

息子ロレンツォのため


治療法を探求し続ける夫婦の実話です。

 

 

医学的知識は全くない中

 

世界中の

医療関係者に相談するも

断られ

見捨てられ

 

それでもあきらめない夫婦は

医学書を読み漁り

動物実験を調べ上げ

自らADLに関する団体を組織します。

 

ですが

その組織のメンバーすらとも

対立し

孤立し

 

息子の様態が悪化する中

 

とうとう

食事療法としての

特定のオイル(エルカ酸とオレイン酸)

を使用した治療法を見出したのが

 

夫婦で

治療法を探し求めてから

28か月目。

 

このロレンツォのオイルを

治療グレードで蒸留する

ALDの権威である医師をみつけ

(実名はヒューゴ ヴォルフガング モーザー)

摂取をはじめたのが1984年

 

 

その途中も

現在に至っても

批判を浴びながら

 

 

癌に罹患したモーザー医師が

このオイルの効果を証明する

医学論文を発表したのは

2005年(1)

 

ロレンツォが30歳で亡くなったのは

2008年です。

 

途中バッシングにも

反対にもあいながら

命を助けるという道を

その態度で

あきらかにしていった

夫婦と息子と医師。

 

 

仏教では

 

一見相反する言葉

<あきらめない>も

<あきらめる>も

 

どちらも

あきらかにする

という意味です。

 

 

 

(1)

 

<参考文献>

 

 

 

 

 

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