惰眠と手を切り、今すぐ「熟睡短眠」型人間へ | 短時間睡眠で人生を謳歌する
「3時間睡眠」か「7時間睡眠」か。

より目覚めがいい科学的根拠起床テクニックがしっかり理解されたところで、今度は眠りとはどのようなメカニズムで行なわれるのかを簡単に見ておこう。

いわば眠りの流れである。

「レム睡眠」という言葉を聞いたことがある人が多いと思うが、はじめにこの言葉について説明しておこう。

「レム」とは、REM、すなわちラピッド〔急速な〕アイ〔眼球〕ムーブメント〔動作〕のこと、つまり、体は眠っていても、眼球は激しく動いており、脳は覚醒に近い状態にある睡眠のことである。

逆に、大脳が休息している状態を「ノンレム」と言う。

では、眠りのサイクルはというと、①入眠②体は少し緊張が残っているが、体温や脳内の温度は下がる、浅いノンレム睡眠③体の緊張感はなくなり、大脳が休息し始め脳内の温度はさらに下がる深いノンレム睡眠④ここでまた浅いノンレム睡眠がくる⑤全身の筋肉の緊張は完全になくなり力が抜けた状態で、脳は逆に少し温度が上昇してくるレム睡眠。

簡単に言うと、以上が眠りの流れ、パターンである。