長く親しんだお気に入りドラマが終了すると、ぽっかり心に穴が開くものですが、それと同時に、キャストの今後も気になるところ。
あの子は無事新しい仕事を掴めるのだろうか…。あんなキャラを長く演じて、変な色はつかないものだろうか…と余計な心配をするものでございます。
だって、7年も8年も観てると、もう他人とは思えませんよね!
世界を席巻したドラマ、『ゲーム・オブ・スローンズ』のおいても、モチロンこの例にもれませんでした。
ジョン・スノウはリハブ入りして心配したけど、でも『エターナルズ』ではロブことリチャード・マッデンを踏み台にして、この後も活躍しそうな予感ですし、サンサは結婚して出産したかと思ったら、また第二子オメデタで、お幸せそう。
ジェイミー・ラニスターだって、Netflixで極寒の地に隔たれて、震えてましたし(『氷がすべてを隔てても』)、大丈夫そう!
ってなモンですよ。
…とここまでえらく長くなりましたが、『ゲーム・オブ・スローンズ』の(終わってみれば)不憫で不憫で仕方ないシオン・グレイジョイこと、アルフィー・アレンが、この度、ブロードウェイ・デビューを果たすそうです!
オメデトー!!!
アルフィーは、『ゲーム・オブ・スローンズ』後も、『ジョジョ・ラビット』や『ビルト・ア・ガール』など、話題作に出演してまして、意外にも『GOT』OBとしては優等生!
でしたが、今回のコレ、なかなかスゴイ作品です!
タイトルは『ハングマン』。
あの『スリー・ビルボード』のカントクサン、マーティン・マクドナーが書いた戯曲です!
(彼、劇作家だって知ってました??/それにあのフィービー・ウォーラー=ブリッジの彼氏ですよ)
本作は、2015年にロンドンで初演され、ローレンス・オリヴィエ賞やら、批評家協会演劇賞やら、イヴニング・スタンダード演劇賞やらにノミネートされた名作だそうです。
本来は、2020年に公演予定でしたが、コビットクソヤロウのせいで(おっと失礼、言葉が乱れました)延期しており、ついに初日を迎える運びとなったそう!
なんでも、EWによりますと、1965年のイギリスを舞台に、国内で2番目に腕の良い死刑執行人のハリー・ウェイドの物語だそう。
時代は死刑制度の廃止が迫るという頃でして、パブの経営者でもあるハリーの店に、よそ者のムーニーがやってくるんだそう。
ところが彼が、かなりのやっかいもので、ハリーの15歳の娘に色目を使うは、果ては娘を誘拐したと、ハリーと妻に匂わせて挑発してくるんですって。
で、なんだとお!とハリーはムーニーを殺っちゃうワケですが、この行為を死刑執行ととらえるか、それとも…てな感じの、ダークコメディだそうです。
これでダークコメディとは…マクドナー、やりおる。
ででで!
アルフィーが演じるのは、ハリーかと思わせて、やっかいなムーニーの方!
まあ、言われてみたらそらそうだ。
(それに、ムーニーが主役でした)
なんでも、本当は奇しくも昨日ご紹介したダン・スティーヴンスが演じる予定だったんですってよ。
なのに、スケジュールやらなんやらの関係でしょうか。
アルフィーにおはちが回ってきたというワケでございます。
この冷たい視線!
『GOT』の頃よりも磨きがかかってる!
NY・ブロードウェイのゴールデンシアターにて、6月18日まで公演中です。
NYに行かれるご予定の方、ぜひとも我らがシオン・グレイジョイの雄姿を目撃してみてくださいませ。
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