70年代ロックというと、個人的に真っ先に思い浮かぶのが、クロスビー・スティルス・ナッシュ&ヤング(CSN&Y)です。

アルバム「デジャ・ヴ」は、擦り切れるほど聴きましたし、今でもしょっちゅうかけてます。


70年代初頭にはスーパーグループというのがたくさん現れましたが、そんな中でも最高のバンドだったのではないでしょうか。

元バッファロー・スプリングフィールドのスティーヴン・スティルスとニール・ヤング

元バーズのデビッド・クロスビー、元ホリーズのグラハム・ナッシュと、

当時、すでに有名だったバンドからスター達が集まって作った、いわゆるスーパーグループの典型なのですが、アルバムセールス的にも内容的にも大成功したバンドでした。

CSN&Yはそれぞれに個性の強いシンガー&ソングライター4人が集まって作ったバンドですが、それぞれの個性が火花を散らしながらも、絶妙なバランスで成り立っているアルバムが「デジャ・ヴ」なのだけれど、それだけにいつまでも古びる事のない、70年代ロックを代表する名盤となったのでしょう。

また、彼らのハーモニーの美しさも特筆すべき点でしょう。アコースティックなサウンドと美しいハーモニーは彼ら以降に現われるウエストコーストのミュージシャン達や英国のフォークロック系ミュージシャンに多大な影響を与えています。

ただ、4人の個性が強すぎたために、グループとしては長続きしませんでしたが、時代の節目節目に再結成アルバムを制作し、それは現在も続いています。


クロスビー・スティルス・ナッシュ&ヤング 「オハイオ」




ニール・ヤング、スティーヴン・スティルスという二人の強烈な個性の陰に隠れがちですが、デビッド・クロスビーという人もなかなか個性的なシンガー&ソングライターです。

バーズ時代から、アシッドフォーク的な曲を得意としており、ソロアルバムも傑作です。


デビッド・クロスビー 「Thousand Roads」





CSN&Yは今でも時々再結成しては、ライヴ活動を行っています。







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