このブログは私が2014年に設立した知育プレスクールはぐみぃーの記事の一部なので、必然的に読んでくださる方はママが多いです。
でもママになったら・・・との想いで読んでくださる比較的若年層の方も多い事をメルマガを発行していた時に知ったので、幼児教室と直接関係はないのですがある意味性教育にも精通するとの想い、そして備忘録のため、そしてそして何よりも!!
婦人科系疾患の症状に苦しんだり悩んだりされてらっしゃる方の助けになればと思い記録に残しておきたいと思います。
ふくれっ面の子宮
ここまで、
生理痛で受診したらMRIを薦められて撮りに行くことになったところまで記しました。
今までも定期的に子宮筋腫については診察をし、年に一度はがん検診をし、私なりには気を付けていたのに…
なんでもまたこんなことに??
ただ低用量のピルですべての事を無かったことにしていただけなの??
なんで気づいてもらえなかったんだろうという疑問で胸がザワザワ。
それでも今回のミラクルでは「いつもと違うクリニックの受診」というチャンスをもらったことで、病巣が発見できた!!
もらったらもちろん、素直な私はありがたく頂戴します♡
最速でMRIの予約を入れてもらいました。
私の子宮ちゃんは、かなりのふくれっつらで写っておりました
しかも相当ご機嫌がナナメなご様子で…
そりゃ、片方の卵巣を後ろに隠すわな〜
結果を見た女医さん、ちょっと苦笑いしながら
「うーん、なかなかだよね。
まるごと子宮…取っちゃう?」
かるーい感じでお伝えされちゃいました笑
「あ、そんな感じです??
じゃ、はい、その方向で~」
と、あれよあれよと、大きな病院への紹介状も書いてもらうことになりました。
それが2022年GW明けで、ちょうど知育プレスクールはぐみぃーの引っ越しのあたりのお話、46歳。
昔(27歳頃)に腹腔鏡手術を受けたのと同じ警察病院を選ぶことにしました。
警察病院を選んだ理由
・ご飯が美味しかった
・家から近い
・元々の信頼が厚い
信頼が厚いのは当たり前だけど、それ以外にはご飯!
大事でしょ、絶対条件
さて、画像診断結果は・・・
MRIでの所見
・子宮がパンパンに腫れている
・卵巣が片方見えない
・腸への癒着がひどそう
診断名
・子宮内膜症
(チョコレートのう胞)
・子宮腺筋症
・子宮筋腫
そんなわけで、ちょっとお知り合いのドクターに画像を見て頂いたところ「自分ならあんまりやりたくないオペ」だそうで
どなたに聞いてもなかなかの
ハイスペック3種盛り
MRIでわかったのは、片方の卵巣が背骨側へと追いやられているってこと。
子宮ちゃんが左右の腕を腰にあてているイメージをしてもらうと、それは正常な女子の骨盤内のハナシ。
私のふくれっつらちゃん(子宮)は左手は腰、右手は背中側に隠しちゃってるイメージです笑笑
しんどい理由
・生理の出血量が多い
(ほうぼうからの出血あるから)
・生理痛がひどすぎる
(意識低下するレベル)
3種盛り全摘出のメリット
・毎月の苦しみからの解放
・内服などからの解放
・将来のガン化リスクを根絶
・今後の出産予定なし
・閉経までもう少し時間が必要っぽい
3種盛り全摘出のデメリット
・卵巣摘出で更年期症状がでる
・癒着を剥がす際に腸が損傷するリスク
・女性性を失うのではないかという精神的なリスク
・術中に開腹になるリスク
・更年期症状対策のホルモン療法
ま、これすべて、あくまで私の場合です。
すべての方に当てはまるわけではありませんよ。
また取り方によっては、メリットがデメリットだったりその逆もあるかもです。
沢山の子宮卒業された先輩女子の皆さまからのヒアリングの結果、大丈夫!やった方がいい!との結論に至りました。
さて早い段階で全摘を決めたあとは、手術に向けての体調を整えていくこと。
特に子宮の腫れが相当だったので、私の骨盤内にはふくれっ面をした子宮がドドーン!!
手術までのスケジュールで、もっとも大切だったのは、手術するスペース(骨盤内)の確保のためふくれっ面の子宮ちゃんの腫れを抑えて小さくするってことが最重要課題でした。
手術のために必要な事
・閉経状態にするためのホルモン治療
(月に一度の注射or毎日の内服)
・筋力をつける
・喘息のコントロール
(ギリギリで言われたので延期の可能性があった)
内服は正直面倒くさいし、なんか注射1本の方が手っ取り早いかも、っていう理由で毎月左右をお腹に交互にホルモン剤を打ってもらう事で偽閉経の状態にしていました。
そうすることで生理までにおこる、内膜が厚くなる儀式(いわゆる赤ちゃんのためのふかふかベッド製作)が割愛されるのだ!
ただーし!
これには閉経した後の可能性と同じく私には更年期症状がありました。でも最初はまったく気づきませんでした。
なんでかと言いますと・・・
開始したのが6月。
梅雨も短くすぐに気温があがり本格的な酷暑がきました。
なので、暑くても汗が出ても吐き気がしても、全部夏の暑さだと思っていたからです~笑笑
元々夏がちょっと苦手な私は、いつもつらかった。
だからいつも以上に辛くても変に慣れていて本気でわからなかったんです~
毎回受診のたびに
「更年期?私ぜんっぜんないでーす!」
笑顔で言っていたにも関わらず、少し気温の落ち着きがでてきた10月頃・・・
あれ?こんな冷え込んだ朝なのに一人暑いな?熱ある??
本気でそう思っていました、重症ですね、わたし
更年期症状
・感情に触れることがあると暑くなる
・暑くなると吐き気がする
・肩コリが異様にひどい
私の場合、感情に触れることがあれば、というのが一番の実感でした。平常時は大丈夫なんですが、交感神経が優位になるようなことがあったら一瞬で暑くて汗が出て吐き気をもよおすように。
つねに吐き気止めと、筋肉を緩めるための漢方薬をお守り代わりに常備していました。
11月の定期受診の時には、もう吐き気が辛すぎるってことでお腹への注射は免除。
「え、でも生理きちゃうかも?」
生理になったら手術どうなるのかなーって心配した私に、大丈夫、どうせ手術は血まみれだから一緒だよ~って。
あ、そか・・・
ドクターは出血にも動じないんだな、安心安心~
受診は怖くないよ♡
確かにある意味間違ってはないと思います。
でもでもでも。
しんどい時には、どんなに若くても一度は婦人科を受診してみて欲しいなぁと思います。
<二度目の腹腔鏡手術後2日目>