産まれてすぐにスタートする『母乳育児』

軌道に乗せていくためには最初のスタートが肝心なんです看板持ち花

何故スタートが肝心か…それは母乳分泌には『時間』が密接に関わってくるからひらめき電球ひらめき電球

おそらく母乳外来には「母乳量が増えない」「乳腺炎になった」「赤ちゃんが飲んでくれない」などのトラブルが出てから行く…というのが一般的な認識かなと思いますちょっと不満あせる

ですが、助産師の目線としてはトラブルが起こってからではなく、母乳育児をスタートした時が1番母乳外来を活用してもらいたいタイミングなんですよねひらめき電球

 

 

 

母乳育児を軌道に乗せるタイミング

 

鉛筆タイミング①
出産直後~産後8日目

 

この時期は母乳をつくるホルモン(=プロラクチン)の濃度をいかにキープするかが鍵となる時期です。この母乳を作るホルモンは出産後何もしないとみるみる減ってしまい…産後1~2週間ほどで非妊時レベルにまで落ちてしまいます真顔あせる

「何をするとこのホルモンがキープされるか?」というと、とにかく赤ちゃんに吸ってもらうびっくりマークこの赤ちゃんに吸ってもらう(=吸啜刺激)がママの脳を刺激し母乳を作るようスイッチをいれていくという流れですひらめき電球ひらめき電球この時期を『エンドクリーンコントロール』といいますうさぎのぬいぐるみ

 

 

この時期母乳外来でおこなうこと

ポジショニング(姿勢)の確認・修正
ラッチオン(吸着)の状況
■分泌状況や授乳量計測、ミルクの補足量
■有効的に飲めているかチェック
■授乳方針を一緒にたてる等々

 

『ポジショニング』というのは授乳の姿勢や赤ちゃんの抱き方のことをいいますが、ポジショニングを甘くみてはNG!

ここを微調整するだけで飲めるようになる…なんてことも多々あります。

 

『ラッチオン』は赤ちゃんがチュパっと乳首を咥える時の状態です^^このラッチオンが適切に出来ているか否かでも母乳を飲みとれる量が変わってきます。ちなみに「吸われて乳頭が痛い…」という時は99%このラッチオンが原因です。

 

 

 

タイミング②
産後9日~できるだけ早く(1-2か月程度)

 

産後9日目頃からは赤ちゃんが飲んだ量だけ母乳を産出するという仕組み(=オートクリーンコントロール)に切り替わります飛び出すハート言い換えると「どれだけ母乳を出すかによって分泌量が増えもするし減りもする』ということです。母乳育児の軌道にのせていくためには需要(赤ちゃんが飲む量)と供給(母乳産出)をいかにバランスをとるかが大切です!

 

 

この時期母乳外来でおこなうこと

■母乳分泌量・授乳量計測
■赤ちゃんが飲みとれているかどうか
■赤ちゃんの1日の体重増加量(哺乳量に過不足はないか)
ポジショニング(姿勢)の確認・修正
ラッチオン(吸着)の状況
■分泌を下げる要因の原因がないか・修正
■搾乳や補助具の必要性の検討
■これからの授乳方針を一緒にたてる等

 

母乳が溜まっているとどうなるの?

母乳が溜まっている状況が続くと母乳分泌抑制因子(FIL)というぺプチドが作用し母乳分泌を下げてしまいます…ガーンなので有効的に飲めているか、もし飲みとれていないのでればどこに原因があるのか…の原因探索をして改善する必要があります。一時的にニップルシールドや搾乳器を導入する必要性がある場合もあります!どんなやり方がベストが一緒に考えましょう♡

 

 

 

母乳育児の様々なケース


母乳は出ているが飲めていないケース

赤ちゃん側の要因(口腔内の構造・哺乳欲求など)なのか授乳方法が要因(ポジショニング・ラッチオン・授乳のタイミングや環境)なのか、ママ側の要因(乳房形状・乳頭のかたちなど)なのか…など外来でみていき改善をしていきます^^

このケースの場合、放置していると赤ちゃんの体重減少や母乳分泌のDownに繋がりますので早めにみてもらうのがベター看板持ちキラキラ

 

赤ちゃんが飲んでくれないケース

赤ちゃんの哺乳が進まない原因は様々です。乳頭混乱の場合もありますしちょこちょこ飲みのタイプの子、母乳拒否の子、ムセて飲めない、ポジショニングやラッチオンが問題など本当に様々にっこりハートこちらも原因によっては早期の対処が必要なので早めの母乳外来受診がおススメです。

 

授乳の際に痛みがあるケース

痛みがある原因は99%ラッチオンに問題があります悲しいあせる痛みがあるまま授乳を継続するとより傷を悪化させてしまいますし乳腺炎に繋がる恐れがありますので早めの対処が必要です。乳頭の形状によってはシールド着用をすすめる場合もありますひらめき電球
 

母乳量が足りないケース

まずは分泌をDownさせる要因がないかチェックします。飲み方、飲ませ方はもちろんママの貧血や睡眠不足なども原因となりますのでベストな方法を一緒に考えましょうひらめき電球母乳量が足りていないと思っていても実は足りていた!なんてことも沢山ありますので、母乳量の計測や分泌状況など数値もみていきます鉛筆

 

 

 

人によって授乳スタイルは異なります

授乳の進め方は100人いれば100通りあると思っています看板持ち飛び出すハート

完全母乳でいきたい人もいれば混合でいきたい人もいる!職場復帰しながら母乳も細く長くあげる人もいますし、早めの卒乳をしたい人もいます花HUGMEはママの希望に沿いながらベストな方法をいくつかご提案し、一緒に今後の授乳方針をたてていくスタイルでサポートをおこなっております飛び出すハート

 

もちろん何かトラブル(乳腺炎や哺乳拒否)の際も対応いたしますし、卒乳や断乳の際も進め方のアドバイスやケアをおこなってりますのでお気軽にご相談くださいねにっこりキラキラ

 

 

 

 

 

ケアのお部屋はこんな感じです^^ここにベッドを置いて行います飛び出すハート

赤ちゃんは月齢に合わせてハイローチェアだったりベッドを置いたりカーペットスペースでおもちゃを広げて遊んでもらったり…ゆったり過ごしてもらってます歩く歩く

☝助産師の押川

自身も1歳の男の子のママで卒乳は生後5ヶ月でしました看板持ち

ママと赤ちゃんがベストな形で母乳育児ができたらいいですね♡なんでも相談してね♪

 

助産院 HugMe 母乳ケア外来

★平日(木曜以外)9:00-16:00 
【基本料金: 5000円/60分予約枠】
※土日祝&木曜(定休日):基本料金+1000円    
※時間外:基本料金+2000円  
【住所】大阪市中央区南久宝寺4-6-10 FKUE.BL7F

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