記憶に焼き付く衝撃的な映像だった
全日本実業団対抗女子駅伝予選会での
岩谷産業の第2区のランナー飯田怜の必死の完走
もはや予選通過は絶望的ながら
棄権すればすべてが終わってしまうから
もしかしたら選手生命を絶つかもしれない
可能性があった中で飯田選手は襷を
必死につないだのだと思う
あれは美談でもドラマでもない
競争原理の中に生きるアスリートの
賛否両論あるけれど 真実の物語だ
頼れるのは自らの肉体と仲間のみ
筋書きのない戦いだからこそ
スポーツは人々を感動させるのだ
ちなみにわたしは無理やりでも
選手の意思に反しても棄権させる派ですが
岩谷産業の監督を批判する気は一切ない
日本中から非難されることを覚悟で
負傷したランナーの完走を見守った監督と
仲間に襷をつないだ飯田選手の
崇高なる競技者としての誇りは素敵だった
早く怪我から元気に回復しますように