月イチ・ハンバーグ習慣で
子育てに「自信」と「余裕」が生まれ
人生に「奇跡」がおきた
3男3女の育シェフこと
昭和洋食 パインズハート
オーナーシェフの大下最弘です

本日のテーマ
「思春期とチャーハンを
   おいしくする3つの共通点 」
🙄🥴🫨?ですよね

先に答えを紹介します
①「落ち着く」
②「丁寧に関わる」
③「テンパりを見届ける」
です

これでもわからないですよね。。。
1つづつ説明するその前に
思春期ってなんやねん!
って方に共通認識として
話をまとめておきますネ

以前「思春期の状態」を
現、大阪教育大学教授で
大阪教育大学付属小中学校の校長を
務める小崎恭弘先生が言われたのが

思春期は
「嵐の夜の海に浮かぶ小さな小舟」
と表現されました
そのこころは
思春期の子ども達は
子どもから大人へと成長する中
ホルモンのバランスの乱れや
将来の不安などから
方向性を見失い苛立ちをもどこへ向けたら良いのかがわからない混沌とした状態にあるという事です
その小舟は一人用なので
そこに心配な親(主に母)が
乗ってしまうとどうなりますか?
そう 「沈没」です。。。

一般的にその行為を
「過保護」「過干渉」
または最近では
「ヘリコプターペアレント」
なんて言うようです

要するに

「必要以上に監視し
 先回りして障害を取り除く行為」

僕は「ヘリコプター」より
「灯台」を目指すほうが
良いかと思う
灯台は無事に到着する場所を示す「灯」
それには子どもを「信じて待つ」勇気が必要ですネ
信じて待つためには
子どもの事を客観視でき
「うちの子なら大丈夫」
と思える過去のコミュニケーション
必要不可欠で決して学業の成績ではなく
その成績を収めた努力の方が重要
まさに、「非認知能力」の部分ですネ

この「非認知能力」を料理で育む方法を
👇のブログに書いてますので参考に〜

①「落ち着く」
「思春期」=不安に寄り添う大人が同じように不安がったり慌てていたりすると子どもはより一層不安定になる
そんな時の親や身近な大人が俯瞰し落ち着いて見守る事でほとんどの場合は良い方向に進むんじゃないでしょうか?
そのためには親自身が自分自身を俯瞰できるメタ認知を獲得できている事が重要ですネ
この見守る「灯台」的な関わりは
親である必要はなく、信用できるロールモデルとなる大人といえる。
その「灯り」をともす数は多ければ多いほど子どもにとっては良い環境と言えるのではないでしょうか?
【チャーハンの場合】
料理とは「理」にかなって「料る」という意味からわかるとおり、食材を炒める順序や加熱具合に至るまですべてにおいて無駄な工程は存在しない。
そのためにはまずは「落ち着く」ことが肝心でそのためには調理している自分をもう一人の自分が斜め45度の上から解説している状態。
その先に食材とのコミュニケーションの上に素材のポテンシャルを引き出すことにつながるというものです。
②「丁寧に関わる」
本来子育てにおいて「丁寧さ」は思春期からでは遅く逆に言うと、思春期までに「丁寧なコミュニケーション」が行われていると、不安定な思春期において子どもを信じて待つことが可能
とは言え、それまでのコミュニケーションに自身がない場合は、「丁寧」に出来ることは「アクティブリスニング」=聴き切ること。これも普段できて無ければなかなか話しかけてもらえない。そんな場合のアドバイスに児童精神科医の佐々木正美先生は「子どもが好きなもの、喜びそうな食べ物を作ってあげる」ことが必ず成果が確認できる。とおっしゃってます。
【チャーハンの場合】
美味しいチャーハンの条件で上がるのは
「パラパラ」している事。
ご飯を炒める時にムラ無く炒めていても、調理する側の意思とは関係なく、ご飯どうしがくっつきます。
それを解消しようとフライパンに押し付けると逆効果で団子になり、そうなると最後までパラパラになることはなく、食べた時に口の中で違和感を感じ結局「美味しい」とは程遠い状態になります。
それを解消するには、ヒートアップ(👆の落着き)せず加熱を弱め固まりを丁寧にほぐすイメージでアプローチすることで仕上がりが別次元に美味しくなります

③「テンパりを見届ける」

👆の段階を踏んだあとは最悪の状態に至る寸前まで見届けて、必要ならば何時でも聴く用意は出来てる事を伝える
そうすることでいくつかの試練や失敗と思える経験をするかもしれないが結果的には子ども自身が自分でやり遂げた経験につながり、やがてにその先の人生においての糧となるに違いない
【チャーハンの場合】
プロと素人の違いと聞かれれば
「仕上げの芳ばしさ」
の演出と答えます
仕上げまで丁寧に味の一体感を保ち最後には米の一粒一粒に薄いおこげのコーティングをするイメージで限界まで風味を引き立てる。この作業があってお客様が対価を払ってまで食べる「価値」が生まれるのです

以上いかがでしょうか

今回のまとめ
思春期子どもも料理も必要以上に手を掛ける良い結果に繋がらない
よって、子供と早期に丁寧な関係を築くことが非認知能力を育み自立を獲得する

なかなか比喩的な表現が多く伝わりきれていないところはあるかと思いますので、不明な点があればコメントをくださいませ

そして〜最適なコミュニケーションツールとしては〜はい、そうです
レッツ!hugcooking❗

プロフィール
  • 昭和44年 大阪府門真市に洋食屋の次男として誕生
  • 小1から大学卒業まで剣道漬け
  • 平成4年  文化シャッター(株)に就職し3年間勤務
  • 平成6年 家業の洋食屋に入店
  • 平成7年  結婚
  • 平成8年 長女誕生
  • 平成9年 長男誕生
  • 平成10年 次女誕生
  • 平成16年 三女誕生
  • 平成17年2005年新調理システムを導入し吹田市に移転
  • 平成17年 三女細菌性髄膜炎を患い山梨県で三週間入院
  • 平成19年 二男、三男(双子)誕生
  • 平成23年 Facebookで親子料理の投稿でのコメントからモンテッソーリ教育を知る
  • 平成23年 親子料理(豚かつ)でモンテッソーリのアプローチ方法の「無言でゆっくり」で子育てスイッチ入る
  • 平成25年 逆立ちで個性に気付き子どもへのアプローチはそれぞれ変えることの大切さを5・6番目の子どもで気付く😆
  •   〃      次女から英語で書かれた「尊敬する父から、料理は人を幸せにすることを学んだ」とのプリントでダメ夫が救われる
  • 平成26年 NPO法人ファザーリングジャパン関西入会
  • 平成26年 絵本コンテスト    「たまごのきみだよ」入賞
  • 平成27年 パパ料理講座デビュー
  • 平成28年 パパブランチ会開催
  • 平成29年 こづれ食堂「hug cook 」親子オムレツ体験会開催
  • 平成26年 MBSラジオ「春山満の若者よだまされるな」出演
  • 令和元年 ABCラジオ「茂山千之丞の『栴檀代々』」に出演
  • 令和元年 アメリカン・エキスプレスサービスアカデミー合宿採択
  • 令和2年 児童養護施設親子料理体験企画 hugオムレツプロジェクトに俳優の「髙嶋政宏」さん応援受託(コロナで中止)
  • 令和元年  ケーブルテレビ「J・COMアワーかみじょうたけし」に出演
  • 令和元年 日本一明るい経済新聞に掲載
  • 令和5年 日本テレビ 子育て挑戦バラエティ「いろりろ」こどもシェフコーナーの監修・アシスタント出演

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