月イチ・ハンバーグ習慣で
子育てに「自信」と「余裕」が生まれ
人生に「奇跡」がおきた
3男3女の育シェフこと
昭和洋食 パインズハート
オーナーシェフの大下最弘です

たまたま、図書館で目に止まった
「非認知能力」の本がコチラ👇



昨日のブログまで書籍内に書かれた
非認知能力の15のキーワードを
1つづつピックアップして
月イチの親子料理で身に付けていく
方法を紹介してきた訳ですが
読み終えた感想は

「親子料理で全部叶うんじゃね?」

です
今日は改めて15のキーワードを
振り返って落とし込んで見ました

まずは振り返り

序章 非認知能力とは
へックマンは、非認知能力について「 賃金や 就労、 労働 経験年数 、大学進学、 10代の妊娠 、危険な活動への従事、 健康管理、 犯罪率などに大きく影響する」と書いてます
「よい結果」へと繋がる心理特性であることが、非認知能力であることの最も重要な条件です。
また、教育や訓練によって伸ばすことができる 心理特性であることも重要な条件です。

1章 誠実性
課題にしっかりと取り組む パーソナリティ
【辞書】

嘘いつわりがなく、心の底から思って事に当たるさま。 実直でまじめなさま。 または、その度合い

とある
【親子料理において】
誰かのために心を込めた料理を作ることがまさに「誠実さ」そのものではないでしょうか?

2章 グリット
こんなんな目標への情熱と粘り強さ

【辞書】

「やり抜く力」または「粘る力」だと定義されている言葉のこと。 困難に遭ってもくじけない闘志、気概や気骨などの意味

【親子料理において】

献立に始まり買い物、下処理、調理へと時間と労力をかける中で、失敗等でモチベーションが下がったりしながらも最後まで「やり抜く」経験が料理できっと育まれる


3章 自己制御 ・自己コントロール  目標の達成に向けて自分を律する力

【辞書】

短短期的には損失だが長期的には利益になる選択肢を選択する過程のこと

【親子料理において】

空腹を満たすあらゆるショートカットFoodとは別に、時間と労力をかけることで得られる「長期的な利益」を手料理体験で自己制御が育まれる と考える


4章 好奇心
新たな知識や経験を探求する原動力

【辞書】

「好奇心」とは、珍しいものや今まで出合ったことがないもの、目新しいものに興味を持ち、見たい、知りたい、経験してみたいと思う人を指します。

【親子料理において】

人はだれもが「嗜好」を持ってて、より自分の好みの味を求めるという「好奇心」を持つ。そこでその味を自ら作り出す「料理」を行なうことで、好奇心をより主体的に関わる事が可能となる。

さらに、月イチの習慣化になればメニューの幅の拡張と共に好奇心の輪も拡がるはず


5章 批判的思考 
情報を適切に読み解き 活用する思考力

【辞書】

批判的思考とは「マイサイド・バイアス(自分の信念が正しいと思ってしまうこと)」に陥らずに自他の思考を吟味するという、「メタ的に一つ上の立場に立って考えること」であると定義しています。

【親子料理において】

毎回料理する際の「食材」が前回と同じものとは限らない。ましてや野菜は季節や地域よって全く違う個性をみせてくれる。

例えば「玉ねぎ」1つとっても、淡路島産は「生食むき」で北海道産は「加熱むき」と用途は全く違う。

ある意味、成長いちじるしい子どもも、先月ハンバーグを作った時とは、反応が違って当たり前。だから「批判的な視点」で見ると楽しいに違いない


6章 楽観性
将来をポジティブに見て 柔軟に対処する能力

【辞書】

「楽観的」は、物事をうまくゆくものと考えて心配しないさま、深刻に悩んだりせず、物事をよい方に、気楽に考えることを表す言葉です

【親子料理において】

「失敗は成功のもと」と言うように、料理においてよっぽどの事がない限り完成したものが食べれないって事はない。なんなら、その失敗をネタにしながら、楽しく家族で食事を取れれば、きっとポジティブに変換でるはず


7章 時間的展望
過去・現在・未来を関連付けて捉えるスキル

【辞書】

時間軸で出来事を見渡すこと

【親子料理において】

調理は基本的に「いただきます」から逆算し、作業工程の段取りを自然に身に付くことで、目標を工程的に考える基礎が育まれると考える


8章 情動知能
情動 賢く活用する力

【辞書】

恐怖・驚き・怒り・悲しみ・喜びなどの感情で、急激で一時的なもの

【親子料理において】

食材を擬人化し調理の中で調理する自分の「感情」と調理される擬人化された食材の声なき「感情」を言葉にしながら、料理することで、「自分・他人・モノ」の心の動きやバランスを育むことができると考える


9章 感情調整
感情にうまく対処する能力

【辞書】

様々な感情を経験する時に、社会的に許容され、自発的な反応を可能にする十分な柔軟性を持ち、必要に応じて自発的な反応を遅らせる能力を持つ方法で、その感情経験の継続的な要求に対応する能力のことである

【親子料理において】

上記の「情動知能」が育まれたら、次は「調整」がどうやら求められるようですね。この調整機能こそぴったりな料理が「オムレツ」です

オムレツは見る見るうちに姿を変える卵を整えるには、料理する人の「心を整える」事が最重要なのです。この整える行為が「感情調整」そのもの。これは「言うは易しやるは難し」でトレーニングを超えて、「ゴールなき修業」なのです。


10章 共感性
他者の気持ちを共有し理解する 心理特性

【辞書】

共感性とは、他人の気持ちや感情を自分のことのように感じる気質のことです。共感性が高いと、表情や言動から気持ちを推し量れるので、相手の痛みを理解して寄り添うことができます

【親子料理において】

これは「情動知能」と同じく

食材を擬人化し調理の中で調理する自分の「感情」と調理される擬人化された食材の声なき「感情」を言葉にしながら、料理することで、「自分・他人・モノ」の心の動きやバランスを育むことができると考える


11章 自尊感情
自分自身を価値ある存在だと思う心

【辞書】

自己に対して肯定的な評価を抱いている状態や、自分自身を価値ある存在として捉える感覚を指します

【親子料理において】

価値といえば、手料理の価値ってなんだろう? 

手料理の価値の回数だけ人は幸せも比例して増えているのだろうか?

今、改めて考え直す時代に入ったと思うんですよね〜

とはいえ、僕は手料理の中に「自尊心」を育む機会が詰まってる。

それは

『いただきます』

『ごちそうさま』

『美味しかった』

に凝縮されてると考えてて

👆の言葉をもらったら又は

一人飯でも自分自身で感じたら 

それはきっと『自尊感情』の芽ばえた時

と思うんですよね〜


12章 セルフ・コンパッション
自分自身を受け入れて優しい気持ちを向ける力
【辞書】

「あるがままの自分を受け入れること」を意味します。コンパッションは英語で「思いやり」を意味し、直訳すると「自分に対する思いやり」という意味

【親子料理において】

「思いやり」は、いつどの様にして生まれるのか?

恐らく今ココの自分を受け入れ認める事がそうなのかも

そう思った時に『オムレツ』がオススメ

なぜか?

そこには「完璧」が存在しないから

それは、子育ても同じで

だからうまく行ってない自分や結果も

受け入れて許して

自分に優しくしなければ

前には進めないから

だから

失敗や今ココを受け入れる練習として

親子で「オムレツ」を作って

教えるのではなく

こどもに感じてもらう


13章 マインドフルネス
「今ここ」に注意を受けて受け入れる力

【辞書】

自分の身に今起 きていることに意識を集中させて、自分の感情・思考・感覚を冷静に認識して、現実を受け入れること

【親子料理において】

これこそ「オムレツ」の真骨頂

僕はシャレで

『マインド・オムレツ』

なんてよんでるw

でも、その効果はシャレにならない程

効果が高い!

今までに散々言い続けてますが

実績されるかはほとんどイナイ😂

この効果を実感するには

『メタ認知』の獲得が必要で

それには「落ち着く」ことが条件

これがなかなか手強い訳で

だから練習というかそれは「稽古」

それには習慣化するしかないんですね〜

そういう意味では、卵2個だけで出来る

親子料理としては

「月イチ・ハンバーグ」の前に

『週イチ・オムレツ』をオススメしたい


14章 レジリエンス
逆境をしなやかに生き延びる力

【辞書】

「回復力」「復元力」「耐久力」「再起力」「弾力」などと訳される言葉で、困難をしなやかに乗り越え回復する力を指します

【親子料理において】👆の「しなやかに乗り越える」がムズい

僕はこう理解して「しなやかにヅラす」

そのしなやかさは料理のピンチで獲得できると思ってて

例えば

ハンバーグの予定にパン粉を切らした時

どう乗り越えるのか。。。

解決方法は色々あって

(色々あるって思える時点でレジリエンス)

今ある食材で別のメニューに「ヅラす」

それは

ミートスパゲティやミートオムレツ

はたまた、餃子や焼売、ラザニヤなど

この「ヅラす」ことで

「結果オーライ」をこどもが体験した時

自然と『レジリエンス』が育まれてる

ってこと


15章 エゴ・レジリエンス 
日常生活のストレスに柔軟に対応する力

【辞書】

ストレス状況にある時に「自分を調整する力」のことです。状況に応じて柔軟に自我を調整し、日常的ストレスにうまく対処し適応できる力を指します

【親子料理において】レジリエンスでは「ハンバーグ」で育む方法を紹介しましたが、「エゴ・レジリエンス」はより日常的という意味なのでここでは、料理もハンバーグより日常的にやりやすい

『オムレツ』がオススメ

オムレツは完成までに小さな失敗の繰り返しなので、この「小さな失敗の修復」がエゴ・レジリエンスを育まれる!

と信じ切ってます


知らんけどw


レッツ hugcooking♥


プロフィール
  • 昭和44年 大阪府門真市に洋食屋の次男として誕生
  • 小1から大学卒業まで剣道漬け
  • 平成4年  文化シャッター(株)に就職し3年間勤務
  • 平成6年 家業の洋食屋に入店
  • 平成7年  結婚
  • 平成8年 長女誕生
  • 平成9年 長男誕生
  • 平成10年 次女誕生
  • 平成16年 三女誕生
  • 平成17年2005年新調理システムを導入し吹田市に移転
  • 平成17年 三女細菌性髄膜炎を患い山梨県で三週間入院
  • 平成19年 二男、三男(双子)誕生
  • 平成23年 Facebookで親子料理の投稿でのコメントからモンテッソーリ教育を知る
  • 平成23年 親子料理(豚かつ)でモンテッソーリのアプローチ方法の「無言でゆっくり」で子育てスイッチ入る
  • 平成25年 逆立ちで個性に気付き子どもへのアプローチはそれぞれ変えることの大切さを5・6番目の子どもで気付く😆
  • 〃      次女から英語で書かれた「尊敬する父から、料理は人を幸せにすることを学んだ」とのプリントでダメ夫が救われる
  • 平成26年 NPO法人ファザーリングジャパン関西入会
  • 平成26年 絵本コンテスト 「たまごのきみだよ」入賞
  • 平成27年 パパ料理講座デビュー
  • 平成28年 パパブランチ会開催
  • 平成29年 こづれ食堂「hug cook 」親子オムレツ体験会開催
  • 平成26年 MBSラジオ「春山満の若者よだまされるな」出演
  • 令和元年 ABCラジオ「茂山千之丞の『栴檀代々』」に出演
  • 令和元年 アメリカン・エキスプレスサービスアカデミー合宿採択
  • 令和2年 児童養護施設親子料理体験企画 hugオムレツプロジェクトに俳優の「髙嶋政宏」さん応援受託(コロナで中止)
  • 令和元年  ケーブルテレビ「J・COMアワーかみじょうたけし」に出演
  • 令和元年 日本一明るい経済新聞に掲載
  • 令和5年 日本テレビ 子育て挑戦バラエティ「いろりろ」こどもシェフコーナーの監修・アシスタント出演

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