第3回:「正社員にこだわった理由と突破口」
こんにちは!
産後は無職で就活し、現在は都内で、正社員・短時間勤務で働いております「さまぽん」です!
産後、仕事復帰までのことを数回にわたって、綴っております。
前回の記事はこちら
子どもがいながらの就活の大変さ
就活をさっさと始めなければ、、、と思いつつ、「娘と過ごす限られた時間も大切にしたい」という気持ちが勝ち、4月中旬から保育園に預け始めました。
保育園の先生、当時はご配慮ありがとうございました…!)
もうひとりの自分が「早う就活せえ!時間ないから!そんなうまくきまらないよ??
」
と急かす声を無視し、あのときは完全に自分の気持ちを優先させました。笑
とはいえ慣らし保育が始まったばかりの4月は、預け時間が短くて——
「よし、就活やるぞー!
」
「あれ?もうお迎えの時間やないかーい!
」
の繰り返しでした。笑
【豆知識】慣らし保育とは?
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初めは1日1時間ほどからスタート
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徐々に「午前中 → お昼ごはん → お昼寝 → 1日保育」と段階を踏んで慣れていく
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園やお子さんの様子によっては1週間で終わることもあれば、1ヶ月かかることも
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最初はパパやママが付き添う場合もあり
※ポイント:子どものペースに合わせて少しずつ進める仕組みです。
そして、、、
産後の現実、頭働かなーーい。
笑
今思うとほんとあの時、仕事モードに全然切り替わらず。
やはり母親モードからの脱却が想像以上に難しいという現実が待っていました。
集中力がとにかく続かない。
4月は「就活ならし期間」のようなものでした。。
保育園預け始めてから就職までのスケジュールを大まかにざっとまとめるとこんなかんじです。
私の就活スケジュール(ざっくり)
・4月:エージェント登録・応募資料作成・書類応募・面接開始
・5月:面接ラッシュ。GWは一時中断。選考が進んでいる企業の対策に集中
・6月:内定
・7月:入社
思い出すだけでも、あの頃は本当にハードでした…!
あの時を思い出すだけで超絶辛かった。笑
た。
とにかく、、
保育園入園取り消しのデッドラインに焦る。
「6月中までに内定が出なければ保育園取り消し」
このルールが、精神的なプレッシャーに拍車をかけていました。
▼娘を抱っこ紐で抱っこしながらの、zoomでエージェントと面談する前の様子(笑)
正社員へのこだわり
前職が契約社員だったこともあり、
「次こそは長く続けられる環境で働きたい」という気持ちが強くありました。
また、子どもがいてもキャリアを積める職場か(ママさんウェルカム文化があるか)
という視点も重視していました!
正直、独身で若い方と比べると不利な部分がありすぎると自覚していたので、そこをどう突破して内定もらうかという問題は選考を通じて、ひしひしと感じていました。
でも、また契約や派遣社員、またはアルバイトで働いて、次にまた正社員目指して転職活動をするのは辛すぎるなという気持ち。
だからこそ、「今このタイミングで正社員に!!」と強く思っていました。
就活で心がけたこと(アピールの仕方、強みの伝え方)
私が正社員で入社できた要因を振り返ると、次の3つが大きかったです!
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働き方は自分から言い出さない
→ 聞かれたら、「特別な配慮は求めていません」と伝える。在宅勤務がしたい、時短勤務希望と聞かれてもないのに言わない。
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元気に、前向きに!
→ 明るい印象・ハキハキした受け答えを意識。基本。笑 -
軸をもつ&ありのままの自分で話す
→ 「自分の経験がどう活かせるか」をわかりやすく伝える。社会人経験をしっかり積んでいて、どんな強みを持っていて、といったようなことを自分の言葉で話せるようにしました。
ちなみに私は、
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大学は偏差値低い
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転職2回+プー太郎期間あり
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新卒で営業三年半くらい→プー太郎期間→営業アシスタントで契約社員3年→妊娠・出産→現在、産後半年で正社員時短勤務
といった、ごく普通の経歴です。
それでも「軸」と「誠実さ」が伝われば、道は開けると実感しました。
就活中のママへのアドバイス(あくまで私の経験として)
条件は幅広く(優先順位を明確にしながら狭めすぎない)
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「相性がすべて」と思えば、落ちても落ち込まない
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「なぜ子育て中に働きたいのか」自分の軸を明確に
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働き方の相談は“最後に”
→ まずは「自分がどう貢献できるか」を伝える
まとめ
保育園取り消しのプレッシャーが迫る中での就活は本当に大変でした。
それでも「正社員にこだわる」「自分の強みを信じて伝える」——
この2つを軸に持ち続けたことが、突破口になったと思います。
次回予告
次回は「就活の流れと内定までの道のり」についてまとめます!


