9か月 | 植物の力で健康に美しく✨アロマと手作り石けんのハグアツリー

植物の力で健康に美しく✨アロマと手作り石けんのハグアツリー

福島県郡山市の自宅サロンにて、アロマテラピーと手作り石けん講座を開催しております。

9か月前

福島がフクシマになってしまうなんて

夢にも思わなかった

 

震災直後は、家族の無事を喜び

テレビで流れる悲惨な映像を見ては

亡くなった方たちを悲しみ

暖かい部屋で家族揃って過ごせることに

ただただ感謝した

 

その後、食糧やガソリンが手に入らなくって

手に入れようと 必死で生きていた3月

 

物流も落ち着き、ただちに影響がないという言葉を信じていた原発も

おさまる様子をみせず

疑問を感じ始めた4月

 

やっぱり子供と私だけでも どこかへ避難した方がよいのか

しかし、仕事や生活の事を考えると踏ん切りがつかず

もやもや悩んでばかりいた5月

 

いろいろ悩んだ結果、避難はせず

できる限り被曝を減らす努力をしようと

必死で部屋の水ぶきをしたり

ウォーターサーバーを導入したり

食べ物も厳選した食材に気を配り

暑くなり始めたのに子供には長そで長ズボンにマスクをさせて

やっぱりもやもやしながら暮らしていた6月

 

本格的に夏が訪れても

息子はマスクに長そで長ズボンで登園

そしてアセモに悩ませられ

窓も開けられず、洗濯物も外に干せず

こどもに我慢させている事を嘆きながら

夏休みの短期避難先をいろいろと探していた7月

 

秋田県のにかほ市で5泊6日 被災者として

温泉施設で受け入れていただき

マスクなしでフレッシュな空気を思いっきり吸い

安心な食材で心のこもったお食事をいただき

人の温かさにふれた8月

 

もう街ではマスク姿の人を見かけなくなり

なんとなく放射能に対してガードが甘くなってる自分を

戒めながら、県外や県内の放射能測定地の低い場所で

子供を遊ばせ、何とかごまかしながら過ごしていた9月

 

次男の 小学校入学前検診で

「本当にこのまま郡山の小学校に入れてしまってよいのか」という思いが・・・。

幼稚園では給食や飲料水の面で

きめ細かくケアしてくれているから安心して通わせられるけど

郡山の小学校は給食で郡山産のお米を出すという。

またまた不安に押しつぶされそうになるも、ほとんど避難はあきらめモードな10月

 

11月から幼稚園でも線量計が配布され

持ち歩く毎日

郡山市の子供たちはみな線量計をぶら下げている非日常な風景が日常になっている

慣れって恐ろしいと思う

早生まれの息子、七五三を祝い いつまでも健やかに成長してくれることを祈った11月

 

12月になり、福島県産のお米から次々とセシウムが検出され

県知事が謝罪するという事態

福島第一原発の吉田所長が入院

県民に賠償金が支給されるなどなど

結局、安全じゃなかったじゃない?と思い知らされ今日に至るという・・・。

 

子供を連れて避難できなかった事を悔やむ日は来てほしくない

自分の選択は正しかったのか

何年後かに答えがでるの?


笑っても一生、泣いても一生

だったら笑いながら毎日暮らしたいと思ってる

けど、忘れちゃいけないこと

つらつらと書きとめておきます

 

明日から始まる10か月目

避難した人もとどまっている人も

みんなが幸せな気持ちで生きて行けますように



Go Hug a Tree
早くこんなものぶら下げず

思いっきり外で遊べて

水道水もごくごく飲める 

お米も野菜も果物もおいしく食べれる

うつくしまふくしまに戻って欲しいです