『人に着物を着せる』ということは、自分自身が着ることよりうんと気を遣います。
美しく見せる・苦しくない・崩れない…TPOを考慮して着せ方も変わります。
最近『着せる』ということを意識することが重なり、色々考えさせられる良い機会を得ています。
こちらがいくら綺麗に着せたいと思ってもその方の好みがそうじゃない場合は従わなければいけませんし、私は苦しくないと思う強さもその方にとってはとても苦しい場合もあります。
優先順位にのっとって、かつ崩れないギリギリの加減を導き出すことが“仕事”としての着せ方だと考えています。
まだまだ修行します。