黒地小紋で本社 | ニッポン人ですものキモノを着なきゃ

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着物を着たり着せたり教えたりします

 会議出席のため本社へ。ずーーっと座っているので柔らかい小紋が楽ちん。シワの気にならない着物はこういう時に便利☆
 最近、半襟付けに手を抜き過ぎていてふわふわっと付けてばかりでしたが、今回は久しぶりに塩瀬の真っ白半襟を付けたのでピッシーーーっと!


 

 本来は、真っ白衿よりほんのり黄味がかったものの方がしっくりくるのですが、好きなのは真っ白!半襟と足袋は白ければ白いほど潔い気がしてダイスキ!!!
 綺麗に半襟がついていると着付けも気持ちが良いです。基本って大切。直線は曲がっていないこと・白いものは汚れがないこと。余計なものがないという潔さ。足し算はいくらでもできるけれど必要最低限だけという潔さは美だと思います。

 必要じゃないかもしれないけど、この衿にある白いちょんちょんちょん・・・という飾りびつけ(仕付け)これ、私はダイスキです。とても細かい縫い目で一生懸命縫ってくれたんだと思うとたまらなくいとおしい一枚になります。この目が細かければ細かいほど素晴らしい和裁士さんだなーと思います。
 いただきものですが、大切に着ております。