パンジー・ビオラ育苗日記②~クリニカルパス大会も無事終わり~ | 広島大学病院乳腺外科ブログ ~広島の乳がん医療に取り組みます~

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「秋の日は釣瓶落としもみじ」と言いますが、長女を保育園に迎えに行く時間はほぼ真っ暗で、今日も「夜みたいね~満月」と星空を見上げながら帰った今日この頃、皆様はいかがお過ごしでしょうか?

 

長かった夏もようやく終わり急にぐっと冷え込んだため、衣替えが間に合わずとりあえずその辺のものを重ね着して過ごしている平岡家ですチュー

 

ところで、「クリニカルパス」という言葉はご存じですか?

 

 

クリニカルパスの定義として、患者状態と診療行為の目標、および評価・記録を含む標準治療計画であり、標準からの偏位を分析することで医療の質を改善する手法、とされています。(日本クリニカルパス学会)

 

 

乳癌手術を受けた時、入院時に「これがパスになりますおねがい」と計画表のような紙を渡されませんでしたか?

 

 

クリニカルパスとは、患者さんにとってこれから行われる入院中の治療の流れについてが分かる計画表であり、いわば治療の羅針盤のようなものと言えるでしょう。

 

医療者側にとっても、クリニカルパスは医療をスムーズに提供・業務を円滑にするため多職種が共有する計画表です。乳癌の手術にも部分切除術から同時再建術といろいろ種類がありますが、その術式によって細かくパスが設定されています。

 

そのクリニカルパスについて検討する大会が毎年あるのですが、数年ぶりに我が乳腺外科が担当となりました。(今年は宝くじ買ったら当たる気がします…汗うさぎ

 

病棟業務に関わる医師、看護師、薬剤師、リハビリ担当作業療法士、栄養士と多職種で相談し、今回は近年増加傾向の「乳房再建術」についてのパスについて検討しました。

 

担当の看護師さんと「新しく何が言えるかもわからないけど、やるしかないよね~ニコニコ」と励ましあいながら、大会に向けて準備をすすめていきました。

 

しかし、最初は何も言えないのではないか?と思っていましたが、作業を煮詰めていくと、たくさん課題が出てくるわ出て来るわで、最後は締め切りギリギリまで検討していましたゲロー

 

 

そうして迎えたパス大会、各科の代表のたくさんの方々の前での発表でしたが、おおむね好評な印象でしたウインク

 

 

私にとって初めて院内の多職種の方々との作業でしたが、たくさんの方々と知り合いになれたことや、最後は皆と一体感を得られた事など、大変に勉強になった経験でしたお願い

 

少しでも質の高い医療を提供していこう!と新たに決意を燃やしていますスター

 

 

 

 

話は変わって、子育て中の女医も趣味を楽しもう!と決めたパンジー・ビオラについての続報です(需要があるかは知りませんが…)

 

発芽した頃はこんな感じでしたが…

 

 

約1か月後、もっさもさに!!!びっくり

 

 

育苗中は、根や茎が丈夫に育つようにK(カリウム)多めのハイポネックスの粉末を500倍に希釈して2週間に1回くらいあげていました。

 

 

 

仕事が忙しく、気がついたら本葉が4-5枚になってそろそろ植え替えんとやばいわって感じになっていましたガーン

 

今回は初めて、憧れのジフィーポット5.5㎝を使ってみました。足りない分は手持ちの7.5㎝ポットを使いました。

 

土はサカタのタネのオリジナル培養土に、排水をよくするため赤玉小土を2割くらい混ぜて作りました。

 

案の定、みょーんと茎が徒長してしまった苗もあるのですが…そんな苗は…、伸びた部分は土に植えてしまう真顔!!で解決します。双葉まで植えてもOKなんですって。

 

 

ポットあげ、完成です!!

 

今年の発芽率は、江原ビオラ 28本(28/40) 70%

モーニングスマイル 40本(40/40)100% でした!!

 

発芽したものの立ち枯れてしまい、江原ビオラ24ポット、モーニングスマイル39ポットとなりましたが、

何とか春までに枯れないように育てたいな~と思っております。

 

続く…(続くのか??)

 

今日の担当は平岡でしたショボーン