一年間ありがとうございます | 広島大学病院乳腺外科ブログ ~広島の乳がん医療に取り組みます~

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広島大学病院乳腺外科スタッフが、乳がんのこと、日常のこと、感じたことなどを交代で綴っていきます。ぜひ、気軽にコメントもいただければうれしいです!
注:このブログは広島大学公式ブログではありません。発言内容は個人の見解であり、広島大学とは一切関係ありません。

こんばんは、鈴木ですニコニコ


今日は、最後のブログとなります。

一年間本当にありがとうございます。


先日いただきました花束、きれいですガーベラ


これまで、こんな拙い記載にもかかわらず

読んで下さって

応援してくださった皆様

本当にありがとうございます泣き笑い


患者さんや患者さんのご家族であられる

皆さまにブログを通じていろいろな

お話しができることは

貴重なことだったと思います。


これまで記載した記事の中には

乳癌の予防方法

乳癌の再発について

術後の過ごし方

リンパ浮腫予防

などございました。


ブログのいいところは

いつまでも過去の記事が残っているところだと

思います。


もし機会があれば、ご覧になって

いただければ幸いです。


ブログのこれまでの記事で

個人的に読んでほしい記事ランキング

一位はだいぶ前の記事ですけど

S岡先生のクリスマスの

絵本の記事ですね。

なんだか心がとても温かくなる記事でした。


思い返せば、私は2018年から2019年にかけて

ブログが始まってすぐのメンバーの

1人でした。


その頃はブログのいいね数は30前後


2021年に帰ってきた時は

いいね数が200から300でしたのでほぼ10倍!


その事実に驚愕し(その頃の先生には

大変失礼な話ですが)


これは、相当気合いをいれて

取り組むしかないのだろうと腹を括って

いました…笑


そんなこんなでしたが

この一年間ブログに関われましたこと

厚く御礼申し上げます。


ブログをご覧の皆様がいらっしゃらなかったら

とても続けられなかっただろうなと思います。


本当にありがとうございます。


又、大学に戻ってきて

一緒に働いた先生がたから

学ぶことはとても多く

大学に帰ってきて本当によかったと思いました。


久しぶりに大学に帰って、

乳腺外科診療に携わったときには

不慣れな様子で患者さんにご迷惑をおかけしたと

思います。

それにもかかわらず通院下さった

患者様には心から感謝申しあげます。


思い返せば(二回目)

私が乳癌診療に携わりはじめた頃は

パージェタという新しい

抗HER2薬が使われ始めて

臨床での結果を報告しはじめられていました。


それから8年ほどで

乳癌診療はすごくステップアップしたと

思います。


手術は腋窩郭清を省略する方向へと縮小化され

抗HER2薬の新薬が次々発売され

CDK4/6阻害薬も使われるようになって

乳癌患者さんはより長生きになられています。


あとは、これらのお薬は高額なので

特にCDK4/6阻害薬も2028年ごろからジェネリックに…なりませんかね?悲しい

お薬屋さんには大変申し訳ございませんが

治療で倦怠感や下痢などの副作用が

出ている方に収入を増やしていただくように

おすすめすることほど辛いことは

ありません。


よく効くお薬があるのに

高額だという理由だけで

使わないという選択を患者さんにさせて

いただいてしまうのも辛いことです。


それから、

抗がん剤を選択したほうがいいのか

オンコタイプDXの遺伝子検査でわかるようになってきたことやHBOCの保険診療なども

乳癌診療をガラッと変えたと思います。


こうして見渡してみると

非常に、乳癌の正確やステージだけでなく、家族性の遺伝子や癌自体の遺伝子など、たくさんの項目が絡んでくるようになりましたので

抜けがないように 間違いがないように

していく必要がありますよねひらめき


私も、診察の際に患者さんの混乱がないように

注意していきます…!


最後に

これから、私はブログに登場しなくなりますが

ブログは続いていかれるので

私も楽しみにしています!


いいねに貢献させていただきますお願い


広島大学病院の患者様の今後のご健康とご多幸

ブログをご覧の皆様のご健康とご多幸

先生方、広島大学病院204外来のスタッフの皆様のご健康とご多幸

心よりお祈りしておりますお願い


それでは、本日もありがとうございました。

明日が皆様にとって良い日でありますように。


鈴木