こんばんは!

 

先日一橋祭にお越しいただいた皆様、ありがとうございました🍁

 

少しでも一橋の魅力が伝わっていたら嬉しいです!

 

さて、今回の受験生応援ブログは、一橋大学の各学部について細かく説明しています。

 

ぜひ最後までお読みください。

 

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1年経済学部 マネージャーの真木優寿です。

 

今回は各学部の特徴と何を勉強するかについてお話しようと思います。

 

個人の主観や偏見が含まれているかもしれませんがご容赦ください。

 

私自身は経済学部の学生のため他学部の情報は学部混交の英語必修科目PACEのクラスメイトから聞く話、部員から聞く話を元に書いています。

 

≪商学部≫

 

主に企業の経営や会計、マーケティングなどを学べます。

 

特に受験生からすると商学部と経済学部の違いはわかりづらいと思いますが、商学部のほうが現実に即した実践的・実務的な内容を重点的に学ぶ感じです。

 

そのため、講義やレポートでも実際の企業の事例を用いて考えることが多いです。

 

一橋商学部の特徴として、1年から4年までずっと、全学部生がゼミに所属する点が挙げられます。

 

導入ゼミ(1年)→前期ゼミ(2年)→後期ゼミ(3,4年)と名前は変わりますが、10~20人程度+担当教授という少数のメンバーでディスカッションやプレゼンを通して知見を深めましょう!っていうスタンスのゼミが多いです。

 

履修科目では、1年(人によっては2年)次に必修科目として前述の経営や会計、マーケティングに加えて金融や経済など、他学部と比べて多数の科目が指定されています。

 

中には苦戦する人もいますが、たくさんの必修科目を経た商学部の人は、個人的に前提知識の幅が広いなーと感じることがよくあります。

 

あと、簿記検定や公認会計士に挑戦する人が一定数います

 

≪経済学部≫

 

商学部よりも概念的なことを学びます。

 

と言ってもわかりづらいと思うので具体的を挙げると、個々人に最も幸福な消費活動をモデル化したり、経済指標(GDPなど)の将来を予測したり、過去の経済学者の思想体系(有名どころだとアダムスミスとか)を学んだりします。

 

東京医科歯科大学(名前変わっちゃうみたいだけど)と連携していることもあって、医療と経済に関する講義が盛んです。

 

最近の事例だと、コロナ禍における人々の経済活動なんかも題材になっています。

 

そんな経済学部の特徴は、なんといっても自由度が高いことです。

 

必修は最低限で、学部でたくさんの講義が開講されているため、1年生から自分の興味次第で高いレベルの講義を受講することが可能です。さらには法学部副専攻プログラムや5年一貫教育システムなどの様々なカリキュラムも用意されていて、それぞれの興味・関心に合わせて学ぶことが最も容易な学部だと思います。

 

もう一つの特徴として、数学の講義がとても充実していることがあります。

 

経済が数学と密接に関係する学問なのも相まって、他大理系レベルの数学を受講することもできるし、なんなら数学のゼミで卒論を書くことも可能です。

 

≪法学部≫

 

その名の通り、法について学びます。

 

偏見ですが、一橋で最もレアキャラです。

 

一言で「法」といっても、憲法や民法、刑法など、たくさんのものが含まれます。

 

そんな「法」の現在、過去、未来について、内容や理念を4年間かけて学ぶことになります。

 

必修科目は「法」の特に重要な部分から選択制になっていて、例えば憲法(総論・人権)や民法(家族)などです。(総論・人権)とか(家族)ってなに?ってなる人も多いと思いますが、なんと民法だけで5つほど講義が開かれています。

 

もともとの内容が濃すぎて分野別の講義になっている感じです。

 

法学部は全学部生が3つのコースに分かれるのが大きな特徴です。

 

3年次に法学コース、国際関係コース、法曹コースのいずれかを選択することになります。

 

それぞれのコースについてすごくざっくりと説明します。

 

【法学コース】

受験生が想像する、ある意味一般的な法学部生です。

 

【国際関係コース】

特に対外政策や国際法、国連などについて深く学びます。

国際系の講義は開講数がほんとに多いので、きっと自分の興味に合った科目が見つかると思います。

 

【法曹コース】

法科大学院やその先、要するに弁護士や裁判官を目指す人向けのコースです。

法曹コースの人は大学内でも群を抜いて大変なカリキュラムが課されますが、強い意志と高いスペックで乗り切っています。

 

≪社会学部≫

 

一橋の中で最も幅広く学べる学部です。

 

ニッチな需要に合わせた科目もあるし、思わず聞いてみたくなるような研究テーマの学生もいます。

 

学べることを挙げようとすると、社会学、歴史学、哲学・思想、言語学、心理学、教育学、政治学…など、きりがありません。

 

捉えどころがない「社会」の大体全てを学べます。

 

必修科目では他の学部と違って、前提知識を学ぶというよりも「学ぶ姿勢」を学びます。

 

そこから学部基礎科目や学部発展科目になって、教授の個性が満載の科目を履修することになります。

 

以上が社会学部の主な特徴ですが、もう一つ挙げるとすれば、「あなたはどう思いますか?」的なことを答えることが多い気がします。

 

社会学部は他学部と比べてレポートが多いんですが、そのテーマとしてよく出てくるのが、「自分の考えを書いてください」とか「これについて、どう思いますか?」とかです。

 

そういうレポートをたくさん書くことになるので、自分の考えを言語化するのはとても上手になれると思います。

 

≪ソーシャルデータサイエンス学部≫

 

ソーシャルデータサイエンス学部、通称SDSです。

 

他学部に比べて人数が少ないので生態が未だ不明なのですが、一橋大学のHPによると「社会科学の理論を用いてビジネス上・政策上の様々な課題を抽出し、データサイエンスの技術を用いてそれらの課題を解決するために必要なデータを収集・分析するとともに、改めて社会科学の理論を用いて現実社会における取組や意思決定のための示唆を得る、という、社会科学とデータサイエンスを融合させた教育研究が必要であると考えました。それこそが、本学が新学部・研究科において行う「ソーシャル・データサイエンス」の教育研究です。」とのことです。

 

よく分かりませんね。

 

授業等も順次開講されているので徐々に全貌が見えていくことでしょう。

 

一方で一つだけ言えるのはSDSにはいろんな意味ですごい人が多いということです。

 

多才な人たちがたくさんいる環境に身を置くのもいいのではないでしょうか。

 

 

かなりざっくりとした説明だったと思いますが、参考になれば幸いです。

 

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いかがでしたか?

 

二次試験まであと3ヶ月ほどです。

 

寒い時期が続きますが、体調にも気を付けて頑張ってください!!