こんばんは!

今回の受験生応援ブログは世界史の過去問解説です!

毎年癖のある難問を出題することで有名な一橋大学の世界史ですが、2023年の過去問を今年入部した一年生に解説してもらいました。

世界史選択の受験生の皆さん必見です☺︎

ぜひご覧ください!

今回の執筆者:比留間巧(社会学部1年、白鴎高校)
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1年マネージャーの比留間です。

今回は今年の世界史の僕なりの感想を書いていきます。

僕は社会学部を受験し、合格することができました。

2次試験の得点開示をしたところ、数学の得点率は20%、世界史の得点率は65%でした。

何故数学がこれほど出来が悪くても受かるのかというと、社会学部は数学の配点がとても低いからです。

社会学部の数学の配点は全体の10%程しかありません。

一方で、社会の配点は全体の25%程を占めており、この社会の出来が受験を大きく左右してるともいえます。

ただ、一橋の社会科目はとても難易度が高いため、社会が得意な人でも周りと差をつけにくく、やはり社会以外の教科、とりわけ英語の点数が重要になってきます。

なので、社会にどれほどの時間を割くのか、よく考える必要があります。

少し今回のテーマから反れてしまいましたね。それでは感想について書いていきます。



〈大問1〉

個人的にはこの問題は相当できたと思っています。

解答の筋を通すことができたし、今まで書いてきた解答の中で一番良い出来でした。

あまりにうまく書けたので試験中ニヤケがとまりませんでした笑。

今思うとかなり気持ち悪いです。



〈大問2〉

アフリカの問題かよ!と驚愕した記憶があります。

問題用紙を開いたときには間違えて地理のページを開いてしまったのではないかと思ってしまいました笑。

この問題は一橋の過去問の中でも相当たちが悪い問題だと思っています。たしかに昔から難問は出題されていましたが、資料がついていることが多かったので考察の余地がありました。

しかし、この問題は相当に細かい知識を知っているか知らないかで勝負がついてしまうため、知らなかったら諦めるしかない問題です。

悪質ですね。

私はBのジンバブエについては何もかけませんでしたが、Aのモザンビークについてはたまたま上智大学の過去問でモザンビークの現代史の問題を解いていたため奇跡的に解くことができました。

私は+10点での合格だったのでおそらく上智大学の過去問を解いていなかったら落ちていたでしょう。

僕は運が良かったです笑。

ちなみに上智大学のモザンビークの問題は2022年のTEAP方式で出題されています。


〈大問3〉

頻出範囲の中国史からの出題で、そんなに難しくないように思いました。

おそらくこれは点を取らなければいけない問題だったのではないでしょうか。

私は高校の先生に資料問題は資料から引用すると資料を利用している感じがしてよいといわれていたので、いい感じに資料を引用しました。

問われている知識のレベルもちょうど良かったです。

ただ、そんなに解き甲斐のある問題ではなかったので特に感想はないです。



〈まとめ〉

今年は大問1が世界史の出来を大きく分けました気がします。

かなり難しめな問題ではありますが、大問1のような「知識があるだけでは解けない問題」は解けた時に至上の達成感を得ることが出来ます。

みなさんにも是非その達成感を味わってほしいです。

学校や塾、予備校で添削を受ける中で記述力を高めていってください。

応援しています!

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いかがでしたか?

正直なところ、運に左右されてしまうのでは?とも思わずにはいられませんね笑

しかし、その運を引き寄せるのも日頃の問題演習であることに間違いはありません。

世界史選択の皆さん頑張ってください☺︎