こんばんは!


毎日参ってしまうような暑さですが皆さんくれぐれも体調にはお気をつけください🥲


さて、今回は去年の二次試験の問題を中心に、数学の過去問について解説してもらいました!


ぜひご覧ください☺︎


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1年漕手の田中です!

今回は数学の過去問解説をします。


一橋の数学について軽く紹介した後に、自分が本番で解いた2023年度の数学の入試問題について解説します。


一橋の数学は、大問5問、試験時間120分で行われ、微積分、整数、確率がよく出題される傾向にあります。一橋の数学は文系数学最難関といわれることが多いですが、個人的に近年易化傾向にあり、最難関というほど難しくないと思います(早大商学部の方がむずかしい)。


ここからは2023年度の数学について、当時自分が何を考えながら解いたのかも書きつつ解説します(大問の横に書いてあるのはかけた時間です)。

【試験開始】

初めに5分ぐらいかけて全ての問題に目を通します。大問1、5は比較的簡単そう、大問4は2週間ほど前に他大学で似たような問題を解いたので大丈夫だろう、大問2,3は少し難しそうと思ったので、1→4→5→2→3の順で解くことにしました。ここで大事なのが、完答数を増やしつつ部分点も取るために、前半は焦らずじっくりと解き、後半は分からない問題に手を少しでも付け、部分点をもぎ取ることです。

【大問1 整数(30分)】

C(コンビネーション)を用いた整数問題。nの範囲が2以上20以下の整数と指定されているため最悪の場合書き出しでも解けるし、肩慣らしにはちょうどいい問題だと思いながら解きました。与式を意味を理解するために階乗表記にして書き直して整理すると、2乗でまとめられることに気づけたので、そこからは条件を絞り込みゴリゴリ計算すると答えが出ました。この大問には30分近くかけたのですが、最初の問題であったことや完答できたことを踏まえると悪い判断ではなかったと思います。

【大問4 群数列(20分)】

2週間前に似たような問題を(しかも2次試験で)解いたので、楽しみながら解けました。スマートな解き方もあるとは思うが、論述よりも答えを出すことに重点を置いていたので、数学よりも算数的思考でmとnにひたすらいろんな値を代入していたら完答


ました(ラッキー)。論述は答えを基に後から書くという方式を取り、採点者の目をごまかしました。

【大問5 確率(25分)】

一橋あるあるの確率の問題。3人をそれぞれ場合分けし、Aから順に考えていけば、BもCも似たように求められるので楽に解ける問題。ですが、自分は解を求める時に計算が煩雑になり時間がかかりすぎたので、完答を諦めて正確に論述し、部分点をきっちり取ることにしました。

【大問2 微分(20分)】

個人的に苦手な微分の問題。だが赤本で散々対策し、パターン化出来ていたので、この問題も同様に解いてみました。二つの曲線の接線の式を求め、判別式を用いつつパターン通りにaの範囲を求めると意外と簡単に答えが出ました。少し計算量は多かったですが単純な問題だったので完答出来てよかったです。

【大問3 ベクトルと図形(10分)】

自分が本当に苦手なベクトルと図形が融合された問題。完答する気がなかったので、少し手を付けて部分点を確保しようと解きました。ちな無理。

最後に10分ほど余ったので、その時間で計算ミスや論述を確認しました。今年度の場合、大問1や4のように答えを代入すれば合っているか分かる問題は特に確認しました。

【試験終了後】

帰りの電車内でbbsを見ていたら難化と言っている人が多く、また、解答速報を見ると解答がほぼ合っており4完できていたので、勝利を確信しました。


【まとめ】

今年度の問題は例年よりも易化し、解法は分かるが計算量が多いせいで時間がかかるという一橋ではあまり見られない問題が多く感じました。それでも、高得点を取るために解き方をパターン化して完答できる問題を増やし、分からない問題は諦めず、部分点をもぎ取るために数値を代入してゴリ押す。また、過去問を利用して苦手分野を減らすことが大切だと思います。

数学はほぼセンス次第ですが、まだまだ入試本番までは時間が沢山あるので、数学を得点源とする受験生が1人でも増えると嬉しいです。頑張ってください!!!


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いかがでしたか?


人それぞれ数学の分野の中にも得意不得意があると思うので、できるだけ得点を伸ばすためにも、問題の趣旨選択を行うことが高得点のかぎであると言えます。


この取捨選択を適切に行えるようにするためにも、基礎的な演習や過去問演習を念入りにできると良いと思います!