こんばんは!


台風が近づいていますが、みなさん気をつけてお過ごしくださいね!


さて、今回の受験生応援ブログはオススメの参考書や教科別の勉強法について書いてもらいました!


ぜひご覧ください☺︎


今回の執筆者:高石偲穂里(商学部2年、厚木高校出身)


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こんにちは!商学部2年MGの高石です

 

今回は現役の一橋大生がオススメする参考書、教科別勉強法についてお話しします!


参考書については部員にアンケートを取った結果、人気だったものについてご紹介していきます。


勉強法は、あくまでも私のオススメなので参考程度に見てみてください!



 

目次

教科別オススメ参考書

Iオススメ参考書・国語

1現代文

2古文/漢文

Ⅱオススメ参考書・数学

Ⅲオススメ参考書・英語

 1英単語

 2英文読解

 3英文法

Ⅳオススメ参考書・社会

 1世界史

 2日本史

 3地理

 4倫理、政治・経済

Ⅴやっぱり過去問が一番の参考書!一橋を目指すなら難関校過去問シリーズ

オススメ勉強法

 



★教科別オススメ参考書


ここでは、部員オススメの参考書を紹介していきます!


Ⅰオススメ参考書・国語


↓国語の参考書はこちら


1現代文


・現代文 読解の基礎講義(駿台文庫)

解説がとても分かりやすく、現代文が苦手な人にオススメの一冊です。現代文はまさに感覚だけで解いてしまうという人も多いと思いますが、この参考書は現代文を論理的に解くコツを教えてくれるので現代文の点数が安定しやすくなるそうです。共通テストレベル~東大・京大レベルまで網羅しているため、一橋を目指す受験生にはレベルもぴったりです!

 

・入試精選問題集 現代文(河合出版)

 問題のレベルが難関私大・国公立大学の2次試験レベルとかなり高く、1問1問に丁寧な解説がついているため、既に現代文が得意で周りとさらに差をつけたい・伸ばしたい人にオススメの一冊です。2部構成になっており、第1部では基礎的な文構造に沿った典型問題5題、第2部では第1部で得た基礎知識をもとに解き進める演習問題20題が収録されています。現代文の参考書でここまで問題数が多いものも珍しいと思います。選択問題だけでなく記述問題もあるため、一橋を目指す受験生にとっては過去問に取り掛かる前の足固めにぴったりではないでしょうか。

 


2古文・漢文


・古文単語330(いいずな書店)

基本的なものから難関大入試レベルのものまで、受験に必要な古文単語が無駄なく載っている単語帳です。古文何を勉強すればいいかわからない、という人には特におすすめです!単語の成り立ちまで載っているためとても覚えやすく、また復習テストもついているので定期的に覚えているかどうかチェックすることもできます

・読んで見て覚える 重要古文単語315(桐原書店)
 基礎的な古文単語が載っていて、初めて古文を勉強する人、古文が苦手な人にオススメです!解説が分かりやすく、一語一語にイラストや語源が掲載されていて覚えやすくなっています。古文が出る回数が少ない一橋大学を目指す受験生には、あまり無駄なく勉強できてぴったりかもしれません!

 

・近代文語文問題演習(駿台文庫)

 一橋大学の2次試験の国語の大問2でよく出題される近代文語文の問題を集めた参考書です。古文・漢文両方の文法・単語にある程度慣れた人にオススメです!近代文語文は古文とも漢文とも似て非なる特殊な文体をしているため、過去問だけでなくこの本を使えばなれることができると思います。

 


Ⅱオススメ参考書・数学


↓数学の参考書はこちら


・チャート式 基礎からの数学(数研出版)

 通称「青チャート」と呼ばれるこの参考書は、学校指定の参考書になっていることも多く、既に愛用している受験生も多いと思います。基礎的な問題から応用問題まで問題の幅が広く、問題数が多いためこの一冊を完璧にするだけでも相当力がつきます。単元別になっており、また一つ一つの例題にレベルが書かれているため、苦手な単元・典型問題を見直すのにも便利です。

 

・Focus Gold 5th Edition (啓林館)

この参考書も青チャートと同様、よく学校指定の参考書として使われています。この参考書も幅広いレベルの問題をカバーしている上、問題数が非常に多いです。青チャートとの違いは、Focus Goldの方がよりハイレベルな問題までカバーしていることです。そのため、数学で周りと差をつけたい人にはオススメです。

 

・文系数学の良問プラチカ(河合出版)

 一橋大学を目指す受験生は絶対やった方がいい参考書です。問題はほぼすべて国公立大学の文系学部の数学の過去問で、単元別に掲載されています。受験に必要な力がつく良問が厳選されている上、一つ一つの問題に分かりやすい解説がついているため、受験直前に苦手な単元を見直すのにも役立ちます。しっかり基礎固めができてからこの参考書に取り組むと驚くほど身に付きます。

 



Ⅲオススメ参考書・英語


↓英語の参考書はこちら


1英単語


・英単語ターゲット(旺文社)

 学校指定の英単語帳となることも多いターゲットシリーズは愛用している人も多いのではないでしょうか。ターゲットは12001400、1900とレベル別に分かれていて、英語が苦手な人から大学受験レベルまで幅広いレベルに対応してかつ受験でよく出る単語のみが掲載されていて無駄なく勉強できます。また、この参考書に対応しているスマホアプリがあり、毎日単語テストを受けることができます。一橋の入試に出てくる単語はほぼすべて網羅されているので、受験に出てくる英単語をマスターするのにちょうどいい一冊です!

 

・システム英単語(駿台文庫)

 ターゲットと同様、よく使われている英単語帳です。システム英単語は、「ミニマル・フレーズ」という最小限の単語で作られた例文が載っていて、無駄なく比較的簡単に単語を例文と一緒に覚えることができます。また、無料で単語の音声をダウンロードできるため、電車などでも手軽に勉強できます。

 

・英検用の単語帳(旺文社など)

基礎的な単語を覚えていて余裕がある人は、英検の単語帳を使うのもオススメです。英検の単語帳は受験用の単語帳よりも語数が圧倒的に多く、覚えるのは大変ですが、特に高校1・2年生にとっては英検取得にも繋がるのでぜひ挑戦してみてください!

 


2英文読解

・英文解釈の技術100(桐原書店)

この参考書は、3つのレベルに分かれていて、受験に必要な知識だけが入ってくるよう100個の例題と100個の演習問題が出題されているため、無駄なく勉強できます。また、CDがついているので、文章を耳からも覚えることができます。自分の苦手な部分を例題を使って発見したり、復習したりすることもできるので、苦手な部分があり克服したい人にもオススメです。

 

・ポレポレ 英文読解プロセス50(代々木ライブラリー)

 基本的な英文解釈や英文法、単語などをマスターしている人にオススメです。問題自体は難関校を目指す人向けで難しいですが、解説が丁寧な上著者がYouTubeで無料の解説動画を配信しているので、とてもわかりやすいです。基礎的な所をマスターしたものの、いざ過去問など応用問題を解いてみると上手くいかないという人にオススメです。

 

・やっておきたい英語長文(河合出版)

 この参考書は300語、500語、700語、1000語の4つのレベルに分かれていて、基本的な問題から超ハイレベルな問題までカバーされています。この参考書のオススメポイントはなんと言ってもほとんどの問題が記述問題であることです。字数制限付きの記述問題は特に基礎固めが終わった一橋大学を目指す受験生にピッタリだと思います!

 


3英文法


・大学受験のための英文熟考(旺文社)

 上巻・下巻に分かれていて、それぞれ70題ずつ例文が載っています。レベルは共通テストレベルから難関私大レベルまでとなっていて、基礎的な部分はできている受験生にピッタリです。例文によって用法がわかりやすいだけでなく、例文に出てくる単語の解説まで載っており、英単語の勉強にもなります。CD付きなので例文の音読などをすることで文法を覚えやすいです。

 

・新・英文法頻出問題演習(駿台文庫)

この参考書の1番の特徴は、記述式の英文法の問題が掲載されていることです。他の英文法の参考書では選択問題のため感覚で解いて身についていない気がしている人にはオススメです。少しレベル高めの参考書なので、基礎的な文法をマスターしてから取りかかった方がいいです。

 



Ⅳオススメ参考書・社会


↓社会の参考書はこちら


1世界史


・教科書、資料集

 歴史は高3の受験直前まで授業で教科書範囲が終わらないという学校も多いと思います。そんな中、短期間で知識を増やしていくためには教科書や資料集などの基礎的な部分を確実に固めていくことが大切です。教科書には国公立大学で出されるような記述問題に必要な知識が無駄なく載っており、また詳説世界史研究や資料集には一橋の世界史でよく出題される中世ヨーロッパや中国史などの詳しい歴史が載っています。教科書や資料集の知識を自分のものにしていくことは合格への近道です!

 

・世界史論述練習帳new(松濤舎)

 東大・京大・一橋・筑波の過去問が掲載されているなど、ハイレベルな論述に特化した問題集です。共通テストの問題をある程度解けるようになってから取り掛かった方がいいと思います。この参考書では論述問題の土台となる構想メモの立て方や、他の受験生の解答例を見て添削する等を通じて出題者の視点を養うことができます。それと同時に演習問題数が多く、実際の過去問も載っているため、入試の傾向もつかむことができます。

 


2日本史


・教科書、資料集

 世界史と同様、学校の授業では高3の受験直前まで教科書範囲が終わらないことが多々あると思います。そんな中では、教科書や資料集を使ってまずは基礎固めをしていくことが重要です。特に一橋の日本史は深い知識まで求めてくるので資料集を使って教科書よりも詳しい知識を受験に必要な分だけ取り込んでいくことが重要です。

 

・詳説日本史ノート(山川出版社)

普通の参考書や問題集とは違って、山川出版社が出す日本史の教科書「詳説日本史B」の内容に沿ってすべてが穴埋め式になっています。自分でうまくノートをまとめることができない、赤シートで隠せるようなノートが欲しいという人にはぴったりな参考書です。基礎固めに最適です。

 


3地理


・新詳資料 地理の研究(帝国書院)

これ以上詳しい地理の参考書はないといわれるほど細部まで細かく載せている参考書です。細かい説明が載っているため、問題集などを解きながら辞書的な感じで使うといいそうです。特に一橋の地理はとても難しいといわれているので、これは必携ではないかと思います。

 


4倫理、政治・経済


・大学入学共通テスト 倫理、政治・経済の点数が面白いほどとれる本(KADOKAWA)

共通テストでしか使うことのない倫理、政治・経済ですが、この教科で足を引っ張られることのないようにしたいと受験生の皆さんは思うのではないでしょうか。この参考書は共通テストに必要な範囲だけ抜粋されていて無駄がなく、また丁寧な説明がついているので倫理、政治・経済が苦手な人も理解できるようになります。赤シートで隠せるようになっているため、効率的に勉強できるのもオススメポイントです。

 



Ⅴやっぱり過去問が一番の参考書!一橋を目指すなら難関校過去問シリーズ



・一橋大の国語 20ヵ年、一橋大の数学 20ヵ年、一橋大の英語 20ヵ年、一橋大の世界史 20ヵ年、一橋大の日本史 20ヵ年(数学社)

 やっぱり一橋大学の入試傾向をつかむには過去問が一番です。一橋大学の入試には少し変わった特殊な傾向があるので、必ず過去問をたくさん解きましょう。一橋大学の過去問は各教科20年分の過去問を集めたシリーズが発売されているので、過去問を解けるくらい実力がついてきたらこのシリーズを使って演習を重ねるといいと思います。

 



★オススメ勉強法

今まで参考書の紹介でもちょくちょく書いてきたので教科別には書きませんが、受験全体として大事だと思うことを書きます。あくまで私の体験談なので、参考程度に読んでください。

受験はかなり限られた時間での戦いだと思います。よってたくさんの参考書に手を出してしまっても、一つ一つの参考書に書いてあったことを理解できないまま終わることになってしまいます。参考書はいままでここまで紹介してきましたが、これらすべてを使うのではなく、自分に合うものどれか数冊にしぼってその数冊をやりこむことが大事です。何度も繰り返しやることで初めてその参考書に書かれた知識を自分のものにできると思います。

また、参考書の特徴について詳しく書きましたが、実際自分の目で見てみないことにはどのような参考書なのかはわかりません。自分に合った参考書は自分で見つける以外には方法はないと思うので、実際店頭で確かめて本当に自分がいいと思ったものを使うといいと思います。

先述のとおり受験までの時間はとても短いので、受験日から逆算していつまでにそのくらいのレベルに達していればよいか考えることも大事だと思います。全教科共通の理想のスケジュール感としては、

 

基礎固め→高3夏まで

中級から上級の問題→高3夏~高3秋

過去問→高3秋~

 

だと思います。ですが、正直こんなにうまくいかないと思うので、そこで焦っていきなりハイレベルな問題に手を出したりしないで、じっくり基礎を固めていくことが合格への近道です。基礎がしっかりしていれば受験期直前まで実力を伸ばし続けることができます。

受験期は成績の変動で情緒不安定になることも多いと思いますが、大事なのはそこで変にやる気をなくしてしまったり、どうせ自分にはできないと投げ出してしまったりしないことです。高3夏までずっと模試でE判定でも正しく勉強を進めていれば秋にはA判定に変わっています!自分の可能性を信じて頑張ってください💪

 

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いかがでしたか?


これから新しい参考書を買おうと考えている受験生の皆さん、ぜひ参考にしてください☺︎