こんばんは!
早いことに4月ももう終わってしまいますね!
新学年にも慣れてきた頃でしょうか?
さて今回は一橋大学の国語の勉強法です!
一橋大学国語の特殊な出題形式に頭を悩ませている受験生も多いのではないでしょうか?
ぜひご覧下さい☺︎
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この記事を読んでいるということは、一橋大学の国語に悩んでいることでしょう。
一橋大学の国語の特徴として良く話題にあがる事として、「古文・漢文が出ない(出にくい)」というものや「近代文語文が出る」という事があります。
共通テストや私大では古典が出題され、近代文語文はそうではないという、ちぐはぐさは多くの一橋受験生の悩みの種です。
今回はその悩みの解決法を提案したいと思います。
解決策としてしばしば上がるのが、「古文・漢文には力を入れ、近代文語文は過去問のみにする」というものです。
このやり方の良い点は国語が‘’そこそこ‘’できる人にとって時間短縮になることです。
近代文語文は古文ができなくてもそれなりに読めますし、大意は掴むことができます。
しかし、このやり方では「畢竟」「僥倖」「反故」「跋扈」という語句が出てきた時に、詰まってしまいますし、明治期の日本が直面した文化、精神、国家、個人と自由というテーマへの理解が浅いままです。
古典常識を知ることが古文・漢文において点を伸ばすことが重要であるように、近代常識を知る事もまた近代文語文を解く上で重要です。
一橋大学は「出題の意図」として『当時の知識人が新しい課題にどのように取り組んだかを知る上で重要である。』と述べています。
そこで、この悩みについては実際に近代文語文の文章を読み、現代語訳を読んでから問題を解くことをおすすめします。
問題集は駿台受験シリーズの「近代文語文問題演習」が良いと思います。
理由としましては、現代語訳が丁寧なのと、解法が一橋大学向きだからです。
実際に読んで見ると、知識人が目指した和洋折衷的な中庸への理解が深まると思います。
さて、一橋大学の現代文(大問1,3)についても書いておきます。
どちらにも求められる能力は文章の論理と構造を正確に把握する力です。
意味段落が違えば、いくら傍線部に近くても、解答の構成要素になりえません。
また、意味段落で筆者が独自にまとめた表現を使わずに、独自の解釈で表現するのは悪手でしょう。
こうした能力は、日々の読解の中でどれだけ意識して文章を読んだかにかかっています。
また、これらの採点は自分で行うのでは無く教員に頼むほうが客観的で良いでしょう。
一橋大学の国語は、文章をとことん正確に読む力が求められます。
これは入学後のゼミナールで1つの本を読んで議論する時に必要な力だからです。
入学後も使う能力ですから、今から努力すると、将来の役に立つかもしれません。
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いかがでしたか?
国語の文章題は絶対的な答えがないことも多く、難しいですよね!