こんにちは!一橋大学社会学部・ボート部3年のナカシンタです!

みっちー(檜原)に引き続き2018年の問題を振り返っていこうと思います。
実際のテスト会場の雰囲気、様子も含め、出来るだけ思い出しながら書いていきます。なのであえてつらつらと書こうと思います。(長くなりますが、ご了承ください)

 試験前

三鷹のホテルに前泊。
前日の夜緊張からかまったく寝つけず、夜中の2.3時くらいまでベッドの中で目を瞑っていた。気づいたら朝になっていたので、とりあえず用意していたコンビニおにぎりを食べた。前日にはもう荷物をまとめていたので、おにぎりを食べたらすぐ国立へ向かった。

国立駅で同じ高校の一橋志望が集まるみたいのがあったので、集合。先生方も応援に来てくださっていて、そこでキットカットをもらった。キャンパスに着いたら、一橋祭のひとがお茶を配っていた。なんとなく貰わなかった。
教室について、周りを見たら斜め前が高校同期だった。慶應法学部に受かったことを報告され、今それ言う?みたいな感じになった。とりあえずお互いの受験番号を把握した。

以下、科目別。
1日目

 国語

まぁ国語はそんなに対策していなかったが、そんなに苦手でもなかったのでまぁいけるかなと思っていた。
まず、第2問に取り掛かる。1文目から受験生へのメッセージになっていて、一橋洒落きいてるなぁとか思いながら、解答する。それなりに解けたと思う。
落ち着いて、第3問へ。200字要約はそれなりにやってきたつもりでしたが、思ったように書けず完璧ではないなぁという解答をし、とりあえず第1問へ。
第1問で漢字が分からない。モヤモヤしたまま問題を解き続け、とりあえず解答を記す。まぁでも第1問はいつも、むずいししょうがないかぁ。
全体の誤字脱字を確認し、試験終了。

国語はこんな感じ。手応えは全く感じなかったので、幸先は良くなかったな。
浪人してから国語の奥深さを知ったので、今思えば現役はよくこれで受けてたなーという感じ。(まぁ現役は時間ないし、他のとこに時間を割くのが吉)


 数学

社会学部だったので、数学はそんなに力を入れておらず、一完できたらいいなーくらいの心持ちで臨む。数学にはチーズ!と母親が言っていたので、休み時間にチーズを食べた。

とりあえず問題全部に目を通して、早速第4問を捨てた。
一番自信のあった第3問の確率にとりあえず手をつける。(1)は簡単で、やったーと言う感じだったが、(2)が意外とめんどくさそうでとりあえず飛ばす。
次に手をつけたのは、第5問。よくある問題だったので、(1)も(2)もできた。この時点で、予想よりできたことに満足。(もちろん簡単な問題ということは他の受験生もできてるし、もし間違えたら致命的ということなんだけど…)
そして、第1問の整数問題に移る。これも見たことあるなーと思いつつ、とりあえず手をうごしてみる。なんかうまくできず、こういう方針でいけば多分いけるみたいな、思考の痕跡だけ残して次へ。
最後に第2問に手をつけましたが、最後まで解ききれなかった。方針は分かるんだけどなぁというもどかしい感じ。こちらも部分点をねらう。

はい、数学はこんな感じです。総じて簡単だった(一橋にしては!)ので、すごく差がつく問題だったと思います。残念。


ホテルに戻る。
不安すぎてとりあえず世界史の15カ年の解答例をひたすら眺めていた。
前日よりは寝れた気がする。

2日目

 英語

英語は大の苦手だったので、まぁやれるだけやったろみたいなノリだった。

とりあえず第1問に取り掛かる。なんか思ったり読めていけるわ、となったような気がする。ただしっかり読みすぎて、時間がとられた。
2つ目の長文に入る前に、英作先やっちゃおということで、第4問へ。1番を選択し、流れだけ決めて、書き始めた。とりあえず文法ミスがないように、気を付けていた。書いている途中でリスニングになり、一時中断。
リスニングは例年ディクテーションだったが、記号になっていた。リスニングは特に苦手だったため、よくか分からないうちに終わっていた。まだディクテーションの方ができたのに!って思った。
リスニングが終わったらすぐ英作に戻り、バーっと書き上げる。内容は平凡だが、とりあえず書き上げたことにホッとする。
そして第二問へ。全然分からなかった。和訳は割に得意だったので、それなりにできたとは思うが、全体理解が及ばず他は適当に済ます。
最後時間に追われながら、並び替え問題へ。時間をかければ解けるのにと思いながら、最後の方は適当に埋めた。時間ギリギリで終わり。

はい、ひどいですね。英語は浪人でそれなりに出来るようになりました。社会学部で英語できないとかなり厳しいです。(易化傾向にありますし)

 世界史

社会学部の命ですね。ここにかけてました。さぁいこう。

とりあえず問題全部に目を通す。
ん?ちょっと待って?
無理かも…
第二問何これ
まぁとりあえず、ビジネス基礎みてみよ。問題をチラッとみる。知らない単語が出てきて、絶対に無理だと悟る。諦めて世界史に戻る。

とりあえず一番手をつけやすそうな第3問に手をつける。問1はまぁ知識問題なのでなんなく。問2もまぁまぁ基本のとこよね。よかったー、ちゃんと対策しといて。それなりの解答はかけたと思う。
次に、第1問。リード文長い…「空間革命」ってんかかっこいいな。まぁでもよく読んでみると、結局中世ヨーロッパの話をすればいいんだよな。
「空間革命」のきっかけ、経済、社会、文化の4つを書けばいいから、とても書きやすく、それぞれの側面で知ってることを書いていった。及第点はいってるかなぁ。
さて、第2問。なんだこれ、何も分からない。欧米近現代じゃないじゃん、文化史でるなんて聞いてないんだけど。半ギレ半泣きの状態で何かしら書こうと思う。とりあえずリストとランケの話を書けばいいのだというのは分かったけど、どっちがどっちかよく分からん。とりあえず曖昧な知識を書き連ねた。あぁ死んだ…

世界史は以上です。まぁ第2問だけ異常ですね。第1問も「空間革命」という言葉に惑わされなければ、まぁ一橋だよねって感じの問題だったと思います。第3問は対策してるかしてないかもろに出るって感じでしたね。


いかがだったでしょうか。
僕は書きながら、当時のことを思い出してなんか懐かしい気持ちになりましたー。今となっては落ちたこともいい思い出に!笑

最後に思ったことを。
試験本番にできることはほぼないです。できることは、「聞かれていることを正確に把握すること」です。例えば、世界史のリード文をしっかり読むことで、出題者の意図を理解する。こういうことをしないと、知識を乱雑に書きつけた自分勝手な解答になるわけです。
僕がお世話になった予備校教師の言葉を借りると、「教授たちに向けたラブレター」だと思って取り組みましょう。真摯に向き合って、真摯に解答しましょう。それが試験会場で受かるためにできる唯一のことだと思います。

では皆さん頑張ってください!!


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