皆さんこんばんは!一橋大学ボート部です。

 

今回は、商学部・経済学部を志望している人にとって一度は悩むだろう私立併願校、早稲田大学政治経済学部慶応義塾大学経済学部の比較をしていきたいと思います。

 

まず、早稲田大学政治経済学部から見てきます。「早稲田の政経」といえば言わずと知れた早稲田大学のトップをひた走る学部であり、受験生も併願から専願までレベルが高いのが特徴です。

 

入試科目は、共通テストと学部独自試験からなります。共通テストは、外国語、国語、数学の必須3教科3科目と地歴・公民、数学、理科のうちから1教科1科目選択した各25点の合計100点です。そして学部独自試験は、配点100点、制限時間120分間で行われる日英両言語による長文を読み解いたうえで解答する、記述式を含む総合問題です。

(早稲田大学 政治経済学部ホームページより引用)

今年から新たな学部独自試験が課されたため、大学が作成した過去問での対策は難しいですが、過去問の英語と国語を用いて対策をすることは可能であると思われます。

 

 

一方の慶応義塾大学経済学部も、慶応大学の伝統学部であり文系のなかだと法学部と並ぶ看板学部となっています。こちらも東京大学や京都大学、一橋大学といった国立大学を志望する受験生の併願先となることが非常に多いです。

 

慶応大学経済学部は、入試方式がA方式とB方式に分かれています。外国語と小論文は同様ですが、A方式には数学、B方式には世界史か日本史のうちの1科目が課されます。やはり、小論文が必要となることが慶応大学経済学部の特徴でありますが、こちらは過去問が存在するため、添削をしてもらいながら対策をすることは十分可能だと思われます。

 

 

こうして見ると、共通テスト使用の有無や小論文の有無といった違いがあり、私立独自入試で使用する科目がばらばらであることが分かりました。入試日程は、早稲田大学政治経済学部が2月20日の土曜日、慶応大学経済学部が2月13日の土曜日であることから、慶応大学経済学部の方が前期日程から離れており、少し余裕をもって受験できるかもしれません。ただし、私立専願の受験生が対策に万全を期すと思われる小論文の対策に時間を割けるかも併願校選びの基準となるでしょう。

 

 

以下は、一橋大学ボート部の受験状況です。

【早稲田大学 政治経済学部】

11名受験 8名合格 合格率 72.7%

 

【慶応義塾大学 経済学部】

18名受験 10名合格 合格率 55.6%

 

選択の基準として多く挙げられていたのは、前期日程との兼ね合いや小論文対策の有無、自分の得意科目との合致、でした。やはり最難関の経済学部においては、小論文のないほうが有利なのかもしれません!ですが、早稲田大学政治経済学部の新たな学部独自試験は今年から設けられたものなので、そこに注意して併願校選び、対策をしてみてください。

 

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