今日は最近思っていることを熱く語ろうと思います。
人はいつかは今やっている仕事を引退します。
そうしたら年金生活が始まるのが一般的ですよね。
しかし、今の30代以下の年代の僕たちが将来その年金をちゃんと受け取れるかどうかは疑問です。
以前の記事(【必読!】20代のうちから準備するべし!今後の日本はこうなる!?)でも書いたように、日本の人口はどんどん減っていき、高齢者は増えていきます。
僕たちにのしかかる負担は歯止めが効かなくなっていくかもしれません。
年金が支給されない可能性もないとは言い切れません。
しかも!!
平均寿命が伸び、今は人生100年時代を迎えるとも言われています。
年金がちゃんと支給されるか定かではない。
引退後の生活が伸びていく。
お金はどこから手に入れればいいのか・・・
そもそも日本は低賃金ですし、給料アップは見込み薄いです。
(以前の記事で紹介:【必読!】日本が世界的に見て低賃金な理由!)
むしろ、残業規制などで給料は下がる可能性もあります。
(以前の記事で紹介:【必読!】給料減は必至!? 働き方改革関連法案について)
これらに気づき始めている賢い人は徐々に『副業』という決断にシフトしてきています。
国も副業奨励していますし、
「専業禁止」と謳う企業もあり、大企業も次第に副業を解禁する企業が増えてくるのも確実です。
なぜ企業は副業オッケーにしていくのか
それもそのはず。
企業にとって社員は財産です。
一番避けたいのは優秀な社員の流出。
優秀な人ほど志は高いし、将来の人生設計もしっかりしている傾向にあります。
そんな優秀な「人財」ほど今後の経済などに敏感で、将来設計のために副業を考えている人も少なくありません。
つまり、副業NGな会社にはいられないわけです。
現に就職先を選ぶ際、
「就職するなら副業OKな会社がいい!」
という声もちらほら出てきています。
結果、
名前だけで就活生を集められなくなってくるし、
優秀な人財を繋ぎとめるために、
副業解禁する企業が増えてくるわけです。
別に今の収入で大丈夫という方に
それでも、
副業なんてしている時間ないし、
今の収入でも今なんとかやってきていけてるし、
将来のことはその時考えればいいと考えている方に。
もちろんそれは個人の選択の自由です。
僕がつべこべ言う筋合いはありません。
自分の人生ですからね。
ただ、数字だけはお伝えします。
公益財団法人生命保険文化センターが発表した、
「平成28年度 生活保障に関する調査」によると、
老後の日常の生活費は最低でも月額22万円必要とのことです。
ゆとりある老後生活を送るには月額34.9万円となっています。
つまり、年金でもらえるお金+αの収入で、最低22万円以上の日常生活費を確保できたらひとまず生きていけますね。
これは、あくまで必要最低限の生活を送るのに必要な金額です。
夫婦での旅行や孫のためのお小遣いなどは考慮していません。
仮に65歳で会社を引退したとしましょう。
人生100年時代。
死ぬまで残り35年間ありますね。
35年間 x (22万円 x 12ヶ月) =
9,240万円!!
年金がもしもらえないとしたら、この金額は全て貯金で賄う必要があります。
しかも、もし老後夫婦水入らずで旅行とか行きたい場合はこれ以上のお金が必要になります。
老後のことを今から考えることは大事
毎日仕事に追われたりしていると、どうしても目の前のことにとらわれて、本来最も大事にする必要がある、
『人生の過ごし方』について考えることをおろそかにしがちです。
しかし、僕たちの行きている世界はすでに人生100年時代に突入しようとしております。
今の親の世代やシニア世代が生きてきた時代とはもう全然違う世界で、僕たちにはロールモデルや上からのアドバイスは役に立たなくなってしまいました。
つまり、今の時代を生きる僕たち自身がこの問題に向き合って、
しっかり考えて行動していく必要があるんです。
今働き盛りのみなさん。
まずは、今の仕事のことは一旦脇において、自分にとって最も大切な『人生』について、『将来の老後』について考える時間を作ってください。
仕事より、自分の人生の方が大切です。
まとめ
・今は人生100年時代に向かっている。つまり老後の生活が長くなる
・今後企業は確実に副業解禁していくであろう
・老後、必要最低限の生活を送るには月最低22万、ゆとりある老後生活は約35万必要になる
・僕らの世代は生きている時代が違うため、ロールモデルはいないし、年上の相談も役に立たない
・最も大切なのは今の仕事ではなく、自分の『人生』です
では、今日はここまで。 xx