誕生日はどんな日ですか? | 助産師uticoが伝えたい 未来のいのちのために いまできること

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助産師uticoです^^
2019年9月、結婚を機に福岡から東京に拠点を移しタイトルも更新しました♡
夫と生活する中で感じたことを助産師目線でお伝えできればと思っています。

私事ですが、昨日誕生日を迎えました

歳を重ねると、誕生日なんて!って思っている人も多いかもしれませんが

自分で選んで生まれてきた日
たとえ帝王切開で生まれたとしても、その日に生まれるご縁があった日です
365日(366日)あるうちの、大切な1日ですよね

さて、そんな誕生日にぜひしていただきたいことがあります
それは『生まれたときの話』を聞くこと話すこと

自分が生まれたときの話を聞いたことはありますか?
生まれる過程での、事実(何があった、どうした)にプラスして
その事実のときに、どう感じたどう思ったかもぜひ聞いてみてください

一例として、私の母が私に話して聞かせてくれたことを紹介します

朝起きてから陣痛が始まったこと
ちょうど妊婦健診の日だったこと
陣痛が始まったと聞いて、父(祖父)がお風呂を沸かしてくれたこと
陣痛が始まったと聞いて、母(祖母)がお赤飯を炊いてくれたこと

お風呂に入って、お赤飯も食べてから病院に行ったこと
病院に着いたら、産まれるまで先生(医師)が付きっきりだったこと
助産師の顔なんて見たっけ?って思い出せないこと 笑
陣痛の合間に腹筋させられたこと 笑
頑張らないと赤ちゃん死ぬよ~って脅されたこと 笑
先生産ませてくれるんじゃないの?自分で産まないといけないの?って驚いたこと 笑
生まれてすぐに、おっぱいを吸わせられたこと
とにかく幸せだったこと
翌朝は一面の雪景色だったこと

こんな話をとにかく日常からしてくれる母でした
私は聞いて育つことができて、よかったと思っています

今さら聞けないことも、誕生日なら聞けるかもしれませんね


そして、親になったら我が子の誕生日には1歳のときから話してあげてください
その子の年齢なりに受け取ってくれます
そして、それがいのちの教育でもあり性教育にもつながります
親だからできること
親にしかできないことです

もしかしたら、ツラいお産をされた方もいるかもしれません
それでも、話してみてください
どう受けとるかは、受け取り手に委ねていいんです
でも、話の最後は
生んでよかった、生まれてきてくれてありがとうで締めくくれると
お子さんは嬉しいと思いますよ