お久しぶりです。波瀬川です!
現在開催中の「キャンパスをのぞいてみよう展」、
ゴールデンウィーク期間中、東広島市立美術館で行った出張展示も大盛況のうちに終了いたしました。
遅ればせながら、ご来場いただいた皆さま、ありがとうございました。
現在、博物館本館では、第3期として、展示の再構成を行い、
7月20日(土)まで展示中です。
まだご覧になられていない方も、ぜひ当館へお越しくださいませ。
さて、そんな「キャンパスをのぞいてみよう展」の中で、
個人的に興味深い展示がありますので、ご紹介させていただきます!
「モズのはやにえ」というものです!
何やら、木の枝に止まっているようですが・・・。
ぎえええええええぇええぇえええ😱😱😱😱😱
母ちゃん、カエル・・・カエルが枝に刺さってるヨォ・・・(謎)
ご存知の方も多いかと思いますが、その名の通り、
これは「モズ」という鳥がこしらえたもの。
モズは野鳥として、すっかりお馴染みですね。
このモズ、捕まえた獲物を木の枝に刺しておく、という
一風変わった習性があります。
これを儀式などの供物に見立て「はやにえ(速贄)」と呼ぶわけです。
秋の終わりを過ぎると、あちこちの樹木や、有刺鉄線などでも見ることができます。
冬眠前のカエルのほか、昆虫なども捕食するため、それらが突き刺されている場合もあります。
なんとも不気味なモズのはやにえですが、
なぜ、モズはこれを作るのか。
当館の展示に、その答えがあるかもしれません。
ぜひ、こちらの展示も覗いてみてくださいね。