こんにちは。波瀬川です!
最近は行楽シーズンということもあってか、団体様の来館が目立ちます。
10月22日(土)の午後は、学芸員資格取得特定プログラムの授業の一環として、
展示解説実習が行われました。
これは、主に学芸員を目指す学生たちに向け、当館が博物館に関する科目の授業を行うといったもので、
学芸員資格取得の要件のひとつを満たすことができます。
その中で、例年、この時期になると、展示解説実習を行います。
当館のスペースや日程の都合上、受講生を約半数ずつに分けての実施となります。
この日受講したのは、22人の学生の皆さん。
理系・文系問わず、さまざまな学部に在籍されています。
早速、3つのグループに分け、1人5分ずつ持ち回りで展示解説を行います。
こちらの班は、なんと半数が学生スタッフ「HUMs (フムズ)」のメンバー!笑
私たちにとってはお馴染みのメンバーばかりですが、
こうして展示解説を行う姿は、ある意味新鮮でもありました。
こちらは、難解なブラックホールの理論を解説する学生さん。
私も宇宙好きなもので、ついつい聞き入ってしまいました。
ブラックホールは巨大な星の亡骸(なきがら)だといわれています。皆さんご存知でしょうか?
このように、自前のパソコンを持ち込み、資料を表示して解説を行う学生さんも。
ペンギンの生態について解説しています。
それぞれの解説が終わったところで、各班から1人ずつ、
もっとも良い発表をした方を多数決で選出します。
そして、今度はその3名が参加者全員の前で、展示解説を行いました。
1人目の彼は、HUMsのメンバーでもあります。
生物に大変詳しく、ここではヤマドリやキジの生態について解説しています。
さすがの知識量に、私も勉強になることばかりでした。
2人目は、オオサンショウウオの解説です。
持ち前の話術を活かした、とてもわかりやすい解説でした。
参加者の皆さんも、終始聞き入っている様子が印象的でした。
3人目の学生さんは、厳島神社の解説。
社殿だけでなく、建造に関わった歴史上の人物のエピソードも交えた、
熱意あふれる解説となりました。
ひと通り解説が終わると、多数決を行い、
1人のベストプレゼンターを選出します。
この日のベストプレゼンターに選出されたのは、2人目の学生さんでした!
わかりやすい解説が好評だったようです。
選ばれた学生さんには、当館から賞品が手渡されました。
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この日の展示解説実習は、盛況のうちに終了しました。
参加者の皆さん、お疲れ様でした♪
29日(土)には、次回の授業が行われますので、改めてご報告いたします!