ハニ丸です。
最近ちょこちょこ登場していますが、今回は恐竜化石、丹波竜です。
実は、兵庫県篠山市に地域振興の調査で出かけたのですが、
向こうに行って隣町が丹波竜の発見されたところだ
ということに気がつきました。
そこで、帰る途中、発掘現場によってみました。
元気村とか丹波竜と書いてありますね。
むらおこしにもなっているようです。
地元への波及効果も大きいようです。
$Hirogの業務日誌―広島大学総合博物館

こちらは化石を探す体験コーナー。
大人の人がたくさんやっているのに驚きました。
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ここから田んぼの中の一本道を約400m歩きます。
この道がのどかで気持ちよいですね。


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しばらく行くと、突然すごいモニュメントが。
丹波竜の実物大だそうです。
間伐材を使って地元の皆さんが手作りされたそうです。
地元の結束の強さがうかがわれます。
そういえば、ガイドの方も地元のボランティアの方でした。
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下の看板にいきさつが書かれています。
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そして、川沿いの道にいくつかこのような地形・地質に関する説明版があります。
すばらしい配慮です。
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ここまで来るともう少し。
向こうに小さく建物が見えていますが、発見現場はあのあたり?。

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近くに来ると、建物は大正時代の水力発電所であることがわかります。
何だ。発掘現場じゃなかったのかとがっかりしていけません。
現場はちょうどこの下の川原。
不思議なことですが、ちょうどこの建物の中からよく見えるのです。
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どうですか。
丹波竜はあのコンクリートで覆われたところから発見されました。
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私自身はこちらの町村営の発電に関心があります。
大正時代に設置され昭和30年代まで稼動していましたが、
今は発電機も撤去されてしまいました。
今でも動いていたら最高でしたね。
ちなみに戦前の町営電気は、
親しくしている高崎経済大のN先生の研究テーマです。
もしまだだったらぜひ来て欲しいものです。
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第一部はこの辺で。
続きをお楽しみに。