くまです。
3月21日に開催された学会中、
「虫を食べる食文化」を研究する先生の
講演&虫試食会に参加してきました。

まずは、写真から。
虫ごとに違う皿が用意されました。
「セミ」「セミの幼虫」「ケラ」等々....
昆虫メニュー

昆虫炒めですね。
虫

昆虫炒め

わたしも食べてみました。
セミ食い

気になるその味はというと、昆虫と一緒に揚げている
コブミカンという柑橘系の葉のにおいが強く、
昆虫自体の味は特にしませんでした。
ただ、セミは大きすぎて食べにくかったです。
参加者全員が昆虫を食べているやや異常な雰囲気の中で
あっさりと食べてしまいました。
これらはラオスから持ち帰ったとのこと。

この講演会&試食会は、
総合地球環境学研究所の野中健一さんに
によるものです。
日本でも、信州地方を中心に蜂の子など
虫を食べる文化が残っていますが、
先生は、信州の虫食文化の研究から発展させて、
世界中の虫を食べ続けながら
その文化圏の発達やその変遷などを
研究されています。

先生の著書を紹介します。
民族昆虫学
書誌情報はこちら

最後にですが、
実は、山盛りの素揚げ昆虫を頂きました。
博物館にもおいておきます。
勇気のある方は自己責任でお食べ下さい。