ヨダレカケです。
来週末に公開講演会「たたらの謎を探る」~古代製鉄の復元実験から見えてきたもの~を開催します。今週6日、その実験が学内で行われたので、見学にいかせてもらいました。


加藤君

考古学教室の加藤「むらげ」が集中して、「炎」を管理しています。

鉄鉱石

たたらの材料である銑鉄を砕いたものです。

木炭

大量の炭の準備です。

くまさん

出張から帰ってきたくまさんも合流して、鞴(ふいご)を押して、お手伝いです。

まきばやしさん

埋蔵文化財調査室のM先生も、差し入れを持ってきてくれたにもかかわらず笑顔で、鞴をおしています。

炎

炉の中の温度は、なんと1400度を超えていました。

炉と銑鉄

炉の下部の穴から、「鉄さい」と呼ばれる鉄鉱石のなかの「不純物のかたまり」が出てきました。

鉄さい

鉄さいが出ることで、純度の高い玉鋼が炉の底に残るそうです。

炉

翌日の「ご開帳された」炉です。底の黒い固まりのなかには、玉鋼が、、、、、、楽しみです。

玉鋼

磁石に反応する鉄さい?玉鋼?興味はつきません。

炉の作製から、実際の燃焼作業、計測など、不眠不休に近い形で作業は行われていました。本当にみなさんお疲れ様でした。この実験の詳細は3月16日の講演会で、お話頂きます。「炎の芸術たたら」を身近に知るまたとないチャンスです!是非、みなさんふるってご参加ください!!!