ヨダレカケです。
昨日、生物圏科学研究科で、「中山間地域農業の現状と今後の展望:イノシシをめぐる北広島町大朝の取組み」と題するシンポジウムが行われました。発表者は、附属農場のT先生をはじめ、大朝町で町づくりや特定農業法人の活動をされている方々、イノシシ被害調査を行った学生さんや、ガーディングドッグによるイノシシ被害対策を研究した研究員の方など、バラエティーに富み、内容も盛りだくさんでした。

近年、頻発する野生動物の里山進出による被害の背景には、植林などによる奥山の衰退と過疎化による里山の荒廃があり、奥山の広葉樹の重要性と適切な里山管理が大切であることが述べられました。

イノシシ
イノシシ図

T先生がいらっしゃる附属農場は、今度オープンする生物生産学部のサテライト館の目玉のひとつでもあります。サテライト館オープンより一足早く、農場内を案内する看板整備を行っています。三月終わりのサテライト館オープン時には、是非とも足を伸ばして、動物たちとのふれあいを楽しんで下さい。