くまです。博物館のウェブページ、ポスターの片隅に顔を覗かせ、そしてブログのタイトルにもなっている【Hirog(ヒロッグ)】君。彼はどうやって誕生したのでしょうか?その誕生秘話を紹介します。

1.だれがつくったの?
 東京在住のグラフィックデザイナー桐山岳寛さんという方につくって頂きました。私が所属していた文学部地理学教室の大学院生(当時)B君の先輩に当たる方です。
 そもそもB君や私を含めた地理の院生グループでは、大学博物館を生徒・児童・一般の方にどうやって親しんでもらうかを日々の雑談の中で考えていました。その雑談の中で、マスコットをつくれば親しみが持てるのでは、という話になったのです。B君は、先輩の桐山さんがグラフィックデザイナーになっていたことを紹介してくれたので、厚かましくも無料でマスコットキャラクターつくってもらいました。そのような経緯でつくってもらったキャラクターが、【Hirog】君なのです。
 桐山さんは、母校である東京学芸大学の「現代GP」プロジェクト『持続可能な社会づくりのための環境学習活動』のグラフィックデザインも担当されています。

2.なぜカエルがマスコットキャラクターなの?
 よく訊かれる質問です。これは、広島大学がカエル(両生類)研究で世界的に有名だからです。理学研究科付属施設の両生類研究施設では、実験動物として独特の利点をもつ両生類を研究材料とし、発生・遺伝・進化に関する研究が行われています。ちなみに、カエルに角帽とマントをつけているのは、大学らしい雰囲気を持たせるためです。

3.名前の由来は?
 【Hirog】とは、『Hiroshima』と『Frog(カエル)』をミックスした造語です。ちなみにこの名前も桐山さんが作成しました。

4.誕生日はいつ?
 2004年7月27日です。すでに2歳半を迎えようとしています。博物館構想を考えている時からすでに生まれていました。総合博物館設立準備室のカレンダーにも登場しています。

5.ヒロッグの仕事は?
 一番大きな仕事は、大学博物館に対する親しみやすさをアピールしていくことです。今は、ウェブページ、ポスターやカレンダーや本館の案内などに登場していますが、今後は、活動の場をもっと広げていきたいと考えています。

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