こんにちは。ヨダレカケです。
今日は、休館日でしたが、「遠隔授業」のために特別に開館しました。遠隔授業??と思われた方も多いと思いますが、教育学部のM先生のご協力で博物館の中にカメラを入れて広島市内と福山にある広大附属の中・高等学校とをつないで授業を行うというものです。


まず、博物館の外観、特に鉄板の説明についてKumaさんが行います。カメラを向けられて、真剣な表情です。遠隔外観










館内に入ってから、博物館の使い方、学芸員の仕事、広島大学の過去・現在・未来についての解説です。
遠隔イントロ









化石の説明は、教育学部の末永君にバトンタッチです。説明パネルを隠したり、出したり、疑問を投げかける巧みな説明です。
遠隔末永










里海は、私の出番です。遠隔授業は、リアルタイムで聞き手の反応がわからないので、悪戦苦闘しています。ここでは、干潟の機能について話をしています。
遠隔清水










本館展示を説明した後は、Kumaさんによる「活断層の講義」です。福山の長者原断層と広島の己斐断層について話をしました。広島・福山、両校の質問が同時に出たり、「ナマズはなぜ地震がわかるのか」などKumaさんが答えられない質問など積極的な質疑が繰り広げられました。やはり地震に結びつく話は関心が高いですね。ちなみに向かって黒板の左に見えるのは、断層の断面構造を現地ではぎ取り、ボードにしたものだそうです。
遠隔活断層









いつもは、来館者の憩いの場となっている「N'sスクエア」も今日ばかりは、モニター類で埋まっています。機器類の接続、準備をしてくださったM先生をはじめ学生の皆さんに感謝いたします。
遠隔モニター2