前場の株式市況  320円高 | 長谷川 忠康 オフィシャル・ブログ

長谷川 忠康 オフィシャル・ブログ

個人投資家が少額の堅実な株式投資を実践するときに実用的なシンプルな投資法を研究して提供しています。

株式    終値    前営業日比    変化率
S&P500種株価指数    6740.28    24.49    0.36%
ダウ工業株30種平均    46694.97    -63.31    -0.14%
ナスダック総合指数    22941.67    161.16    0.71%
Nikkei 225 FuturesNK1:IND  48,590.00JPY
+ 400.00 + 0.83%

NY株式はまちまち。225先物は小幅高。

 

寄付きから9時5分現在

現物指数は続伸のスタートです。構成銘柄は値上がりが多数です。

RSI銘柄はJX金属、技術承継、イビデン、フジクラ、古野電気、学びエイド、が高い。

 

◇東証10時 日経平均は上げ幅縮小 過熱感意識で
 7日前場中ごろの東京株式市場で日経平均株価は上げ幅を縮小し、前日比380円ほど高い4万8300円台前半で推移している。上げ幅を100円未満まで縮める場面もあった。自民党の高市早苗新総裁のもとでの政策運営が財政拡張的になるとの見方から外国為替市場では円売り・ドル買いの勢いが強まる一方で、国内債券市場では長期金利が上昇基調を強めている。日経平均は前日に2000円強上昇した反動で利益確定や持ち高整理の売りが出やすくなっている。
 チャート分析上では6日時点で長期的な株価トレンドを示す200日移動平均からの上方乖離(かいり)率は22%に達し、相場の過熱感も意識されやすくなっている。個別ではファストリやコナミGといった値がさの一角や小売りなど内需関連の下げが相場の重荷になっている。前日に「高市銘柄」としての位置付けから大きく上昇したNECや富士通、三菱重なども売りに押されている。
 10時現在の東証プライムの売買代金は概算で2兆2681億円、売買高は8億8751万株だった。
 アドテスト、ソフトバンクグループ(SBG)、住友不が高い。一方、バンナムHD、ベイカレント、ソニーGが安い。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕

 

◇新興株前引け グロース250が続伸 名証ネクスト上場のウリドキが初値付ける
 7日午前の新興企業向け株式市場で東証グロース市場250指数は続伸した。前引けは前日比0.71ポイント(0.09%)高の752.51だった。日経平均株価が連日で上昇している流れを引き継いで新興市場でも主力銘柄に買いが入った一方、前日に自民党の高市早苗新総裁の関連銘柄として買われた宇宙開発やサイバーセキュリティ関連の銘柄の一角が利益確定売りに押され、指数は小幅な上昇にとどまった。
 グロース市場ではタイミーやFFRI、ACSLが上昇した。一方、ハートシードやQPS研究所、アクセルHDは下落した。
 7日に名証ネクスト市場に新規上場したウリドキは9時10分に公開価格1200円を上回る1290円で初値を付けた。前引けは1367円だった。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕

 

◇東証前引け 日経平均は続伸、最高値上回る 米ハイテク株高と円安で

 7日午前の東京株式市場で日経平均株価は続伸し、午前終値は前日比320円22銭(0.67%)高の4万8264円98銭だった。6日に更新した過去最高値(4万7944円)を上回った。前日の米ハイテク株高や外国為替市場での円安・ドル高を受けて海外勢などの買いが一段と加速した。上げ幅は一時580円に達する場面があった。朝方の買い一巡後、相場の過熱感を意識した売りで上げ幅を縮小する場面もあったが、投資家のリスク選好意欲は旺盛とあって、売りの勢いは限られた。

 アドテストやソフトバンクグループ(SBG)といった値がさの一角に加え、フジクラはじめ人工知能(AI)関連の上昇が相場を押し上げた。前日の米株式市場ではハイテク株比率が高いナスダック総合株価指数が最高値を更新した。オープンAIと資本・業務提携し、AI向け半導体を供給すると発表したアドバンスト・マイクロ・デバイス(AMD)が2割強上昇するなど、AI・半導体関連への物色が続いた。米追加利下げ観測を背景にした米国株の上昇基調は維持されているとの見方から海外勢などの買いが日本株にも続いた。

 自民党新総裁に高市早苗氏が就いたのを受けて市場では「日銀は10月の会合で利上げを見送る」との思惑が広がっている。さらに高市氏のもとでの政策運営が財政拡張的になるとの見方も外国為替市場での円売り・ドル買いを促し、円相場は節目の1ドル=150円を割り込んで推移している。トヨタはじめ輸出関連にとって支えになった一方で、イオンなど内需関連銘柄が売りに押される場面もあった。

 チャート分析上では6日時点で長期的な株価トレンドを示す200日移動平均からの上方乖離(かいり)率は22%に達し、相場の過熱感も意識されやすくなっている。持ち高整理や利益確定目的の売りで日経平均は上げ幅を100円未満まで縮める場面もあった。

 東証株価指数(TOPIX)は続伸した。前引けは前日比9.07ポイント(0.28%)高の3235.13と、6日に更新した最高値を上回った。JPXプライム150指数は続伸で前場を終えた。

 前引け時点の東証プライムの売買代金は概算で3兆3756億円、売買高は12億7612万株だった。東証プライムの値上がり銘柄数は821、値下がりは714、横ばいは81だった。

 東エレク、第一三共、住友不、住友電が上昇した。一方、ファストリ、ファナック、バンナムHD、リクルートが下落した。

〔日経QUICKニュース(NQN)〕