前場の株式市況 210円安 | 長谷川 忠康 オフィシャル・ブログ

長谷川 忠康 オフィシャル・ブログ

個人投資家が少額の堅実な株式投資を実践するときに実用的なシンプルな投資法を研究して提供しています。

株式    終値    前営業日比    変化率
S&P500種株価指数    6263.26    37.74    0.61%
ダウ工業株30種平均    44458.30    217.54    0.49%
ナスダック総合指数    20611.34    192.88    0.94%
Nikkei 225 FuturesNK1:IND  39,920.00JPY
+ 120.00 + 0.30%

NY株式は小幅高。225先物は小幅高。大阪先物は上げ幅を縮小しています。

 

寄付きから9時5分現在

現物指数は反落のスタートです。銘柄は全般に安く始まっています。

RSI銘柄は古野電気、フジクラ、技術承継、が高い。

 

◇東証寄り付き 日経平均は反落で始まる 一時200円超安、利益確定売り
 10日前場寄り付きの東京株式市場で日経平均株価は反落で始まり、前日に比べ200円あまり安い3万9600円台前半まで下げ幅を広げる場面があった。前日の米株式相場は上昇したが、現時点では足元の急ピッチの株価上昇を背景とした利益確定目的の売りが先行している。外国為替市場で円相場が対ドルで上昇していることも売りを促している。
 きょうは株式需給を左右するとみられる上場投資信託(ETF)の分配金捻出に絡んだ換金売りの観測が出ている。8日と10日はETFの運用会社が分配金(配当に相当)の支払いに備え、株価指数先物などに資金捻出のための売りを出すとみられている。換金売り自体は大引けで出るのが一般的だが、需給の緩みを意識した短期筋による先回り的な先物への売りが相場全体の重荷になっているとの見方があった。
 前日の米株式市場では主要3指数がそろって上昇した。米半導体大手エヌビディアは世界で初めて時価総額が一時4兆ドル(約590兆円)台に乗せ、ハイテク株比率が高いナスダック総合株価指数は最高値を更新した。きょうの東京市場でもアドテストが株式分割考慮後の上場来高値を連日で更新するなど、ハイテク株の一角には買いが入り、相場全体の下支え要因となっている。
 東証株価指数(TOPIX)は反落している。
 東エレクやソニーGが安い。ファストリやリクルート、KDDIが下落した。一方、ソフトバンクグループ(SBG)が高い。フジクラやディスコが上昇した。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕

 

日経平均は240円程度安、売り先行も弱含みで推移=10日前場      株式新聞 07/10 10:12
 10日午前10時8分すぎの日経平均株価は、前日比240円程度安い3万9580円前後で推移する。朝方から為替市場で円高方向にあることが意識され、売りが先行。また、この日は指数連動型ETF(上場投資信託)の決算もあり、分配金の捻出(ねんしゅつ)に伴う売り圧力も意識されたもよう。午前10時7分には同269円02銭安の3万9552円26銭を付けるなど、弱含みで推移している。現地9日の米国株式はハイテク株が堅調に推移し、NYダウが3日ぶりに反発、ナスダック総合指数は続伸して3営業日ぶりに終値ベースの史上最高値を更新。シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、9日の大阪取引所清算値比125円高の3万9925円だった。
 業種別では、全33業種のうち27業種が下落、6業種が上昇している。出光興産<5019.T>、ENEOS<5020.T>などの石油石炭製品株や、日立<6501.T>、ソニーG<6758.T>などの電気機器株が下落。アシックス<7936.T>、任天堂<7974.T>などのその他製品株や、MS&AD<8725.T>、東京海上<8766.T>などの保険株も安い。エーザイ<4523.T>、第一三共<4568.T>などの医薬品株や、郵船<9101.T>、商船三井<9104.T>などの海運株も軟調。伊藤忠<8001.T>、三井物<8031.T>などの卸売株や、INPEX<1605.T>、石油資源<1662.T>などの鉱業株も弱い。一方、王子HD<3861.T>、日本紙<3863.T>などのパルプ紙株や、三菱倉<9301.T>、三井倉HD<9302.T>などの倉庫運輸株が高い。
 個別では、SHIFT<3697.T>、キオクシア<285A.T>、ニコン<7731.T>、東電力HD<9501.T>、フジHD<4676.T>が下落。半面、GMOインタ<4784.T>、古野電<6814.T>、ラクトJ<3139.T>、トレファク<3093.T>、KLab<3656.T>などが上昇している。
 東京外国為替市場では午前10時8分時点で、ドル・円が1ドル=145円台の後半(9日は146円84-86銭)、ユーロ・円が1ユーロ=171円台の前半(同171円91-95銭)で取引されている。
[ 株式新聞速報ニュース ]

 

◇東証前引け 日経平均は反落 円上昇や利益確定売りで
 10日午前の東京株式市場で日経平均株価は反落し、前引けは前日比210円67銭(0.53%)安の3万9610円61銭だった。米金利低下を受けて外国為替市場で円相場が1ドル=145円台後半に上昇し、歩調を合わせた海外短期筋などによる株価指数先物への売りが先行した。足元の一方的な相場上昇を背景とした利益確定売りや、上場投資信託(ETF)の分配金捻出に絡んだ換金売りの観測も重荷となり、日経平均の下げ幅は一時270円を超えた。
 トランプ米大統領は9日、8カ国に対して新たな相互関税の税率を通知し、ブラジルには従来の5倍となる50%の税率を適用すると表明した。米関税政策による世界景気への悪影響が改めて警戒され、売りを促した面もあった。7月下旬には2025年4~6月期の決算発表が本格化する。市場では「前年同期に比べて円高・ドル安が進み、前期業績を押し上げた円安効果は剥落する可能性が高い。製造業を中心にさえない決算内容となりそう」(大和アセットマネジメントの富樫賢介チーフ・ストラテジスト)との見方も足元の強気ムードに水を差した。
 アドテストが株式分割考慮後の上場来高値を連日で更新するなど、値がさの半導体関連株の一角には買いが入り、相場全体を下支えした。前日の米株式市場で半導体大手エヌビディアは世界で初めて時価総額が一時4兆ドル(約590兆円)台に乗せ、ハイテク株比率が高いナスダック総合株価指数は最高値を更新した。きょうの東京市場でも関連銘柄には米ハイテク株高を好感した買いが波及した。
 東証株価指数(TOPIX)は反落した。前引けは18.87ポイント(0.67%)安の2809.29だった。JPXプライム150指数も反落した。
 前引け時点の東証プライムの売買代金は概算で2兆63億円、売買高は8億3365万株だった。東証プライムの値下がり銘柄数は1028。値上がりは524、横ばいは74だった。
 東エレクやソニーGが安い。KDDIやイオンが下落した。任天堂やコナミGが売られた。一方、ソフトバンクグループ(SBG)やディスコが高い。荏原やフジクラが上昇した。楽天グループやHOYAが買われた。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕

 

◇新興株前引け グロース250が続伸 内需株に買い
 10日午前の新興企業向け株式市場で東証グロース市場250指数は続伸した。前引けは前日比4.34ポイント(0.59%)高の745.09だった。外国為替市場での円高・ドル安進行を背景に大型株に売りが優勢となる一方、 為替変動の影響を受けにくい内需関連株の多い中小型株には相対的に買いが入りやすかった。
 グロース市場の売買代金ランキングで前引け時点で1位となっているデータセクは年初来高値を更新した。「モメンタム銘柄の買いの勢いが持続しており、中小型株の物色が盛んになっている印象」(三菱UFJeスマート証券の山田勉マーケットアナリスト)との声があった。
 そのほか、グロース市場ではサンバイオやフリーが上昇した。一方、プログリットやトライアルは下落した。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕