株価は3日続落 | 長谷川 忠康 オフィシャル・ブログ

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  37446.81 -23.86 -0.06% 3日続落  
  RSI 日足   40.7%  
           
           
動いた フォロー銘柄 (+1% 以上)    
コード 社名 週足 日足 株価 前日比
7013 IHI D 2 15280 875
7012 川崎重工 C 2 10825 615
4811 ドリームアーツ C 1 3500 210
7453 良品計画 D 2 5669 129
5595 QPS D 2 2140 128
300A MIC D 1 2403 104
4896 ケイファーマ C 1 745 19
323A フライヤー C 1 884 11

 

 

◇東証大引け 日経平均は続落 主力株の一角に持ち高調整の売り

 3日の東京株式市場で日経平均株価は3日続落し、終値は前日比23円86銭(0.06%)安の3万7446円81銭と、きょうの安値で引けた。国内の機関投資家からとみられる利益確定や持ち高調整の売りが出て、指数の重荷だった。時価総額の大きい銘柄の一角に売りが膨らみ、東証株価指数(TOPIX)は朝高後下落に転じた。TOPIXの軟調な展開につられる形で、日経平均も弱含む展開だった。

 リクルートや第一三共、伊藤忠といった主力株には終始売りが優勢だった。月初に当たり、国内年金などによる持ち高調整のリバランス売りが前日に引き続き膨らんだとの見方が聞かれた。日本時間今夜の米国ではパウエル米連邦準備理事会(FRB)議長の講演のほか、4月の米雇用動態調査(JOLTS)が発表されることもあり、投資家の様子見姿勢も強まった。PGIMジャパンの鴨下健株式運用部長は「投資家は米国の景気がどのような形で減速するのかを見極めている。関税の影響は雇用や消費には確実に出てくるとみられ、夏場にかけて日米の株価の上値は重い」との見方を示した。

 米中協議の進展期待から前日の米株式相場が上昇した流れを引き継ぎ、朝方は幅広い銘柄に買いが先行した。日銀の植田和男総裁は午前に、参院財政金融委員会に出席し「将来の利下げ余地をつくるために、経済・物価の改善が見込めない中で無理に政策金利を引き上げる考えはない」と述べた。総裁発言後に外国為替市場で円相場は対ドルで1ドル=143円台前半まで下げ、円の下落に歩調を合わせて株価指数先物に買いが強まる場面では、日経平均の上げ幅は一時200円を超えた。
 
 TOPIXは3日続落した。終値は6.18ポイント(0.22%)安の2771.11だった。JPXプライム150指数は3日続落し、3.32ポイント(0.27%)安の1215.93で終えた。
 東証プライムの売買代金は概算で4兆107億円、売買高は16億6704万株だった。東証プライムの値下がり銘柄数は997。値上がりは568、横ばいは65だった。
 バンナムHDとスズキが下げた。一方、エムスリーや花王、三菱電が上げた。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕

 

◇新興株3日 グロース250が1年3カ月ぶり高値 内需や宇宙関連に買い
 3日の新興企業向け株式市場で東証グロース市場250指数は3日続伸した。終値は前日比10.50ポイント(1.41%)高の756.50で、2024年3月7日以来およそ1年3カ月ぶりの高値を付けた。前日の米株式市場で米中関税協議の進展期待を背景にハイテク株中心に上昇し、国内の新興株市場でも投資家心理の改善を受け買いが優勢だった。ただ利益確定の売りなどで下げる場面もあった。

 三菱UFJeスマート証券の山田勉マーケットアナリストは「市場区分の再編など東証改革以降、プライム市場に比べ新興銘柄は出遅れていた。足元でプライムの大型株の上値が重くなるなか、新興の内需や宇宙関連銘柄に関心が集まっている」と話した。

 グロース市場ではSynsやQPS研究所、タイミーが上昇した。一方、GENDAやトライアル、カバーは下落した。

〔日経QUICKニュース(NQN)〕