| 37470.67 | -494.43 | -1.30% | 続落 | ||
| RSI | 日足 | 40.3% | |||
| 26日ぶり陰転 | |||||
| 動いた | フォロー銘柄 | (+1% | 以上) | ||
| コード | 社名 | 週足 | 日足 | 株価 | 前日比 |
| 7013 | IHI | D | 2 | 14405 | 420 |
| 276A | ククレブ | D | 1 | 4585 | 195 |
| 4811 | ドリームアーツ | C | 1 | 3290 | 145 |
| 299A | dely | C | 1 | 1739 | 139 |
| 300A | MIC | D | 1 | 2299 | 88 |
| 3141 | ウエルシア | C | 1 | 2610 | 53 |
◇新興株2日 グロース250が連日で年初来高値 内需銘柄に消去法的買い
2日の新興企業向け株式市場で東証グロース市場250指数は続伸した。終値は前週末比0.76ポイント(0.10%)高の746.00で、連日で年初来高値を更新した。米中貿易摩擦への警戒感から日経平均株価が下落するなか、米国の関税政策の影響を相対的に受けにくい内需関連が多い新興株に消去法的な買いが向かった。もっとも日経平均が後場に下げ幅を広げた場面では、新興株にも利益確定売りが出て、グロース250指数も小幅ながら下げに転じる場面があった。
グロース市場ではサンバイオやフリー、ライフネットが上昇した一方、トライアルやジーエヌアイ、アイスペースが下落した。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕
◇東証大引け 日経平均は続落 米関税政策に懸念広がる
2日の東京株式市場で日経平均株価は続落し、終値は前週末比494円43銭(1.30%)安の3万7470円67銭だった。米中貿易摩擦の高まりや各国・地域に対する関税強化への懸念を背景に売りが優勢だった。前週末の米株式市場でハイテク株の下げが目立った流れで東京市場でもアドテストなど半導体関連が下落し、指数を押し下げた。
日経平均は後場に入って下げ幅を600円超まで広げる場面もあった。トランプ米大統領は5月30日、自身のSNSに、中国が米国との「合意を完全に破っている」と投稿した。米ブルームバーグ通信は同日、米政権が中国のハイテク部門に対する規制を拡大する計画だとも報じた。トランプ大統領の主張に対して、中国商務省は6月2日、合意内容を履行していると反発した。株価指数先物が主導するかたちで、今後の両国の関係悪化を懸念した売りが広がった。
前週末の米株式市場では主要な半導体関連銘柄で構成するフィラデルフィア半導体株指数(SOX)が2.1%安となるなどハイテク株が売られ、東京市場でも半導体関連のほか、TDK、日東電といった電子部品株も下げた。外国為替市場で円相場が前週末夕と比べて円高・ドル安に振れたのも輸出関連株の売りを促した。
トランプ大統領は鉄鋼・アルミニウム製品への追加関税を25%から50%に引き上げる方針も示している。日本製鉄やJFEが下落した。日米交渉では「赤沢亮正経済財政・再生相が5日から8日までの日程で米首都ワシントンを訪問することが分かった」と日本経済新聞電子版が伝えた。日米関税交渉の5回目の閣僚協議に臨む。米中関係だけでなく、今後の日米交渉に対する様子見ムードも広がった。保険や建設、不動産などを中心に上昇する銘柄もあったが、指数の押し上げにはつながらなかった。
東証株価指数(TOPIX)は続落した。終値は前週末比24.28ポイント(0.87%)安の2777.29だった。JPXプライム150指数も続落し、13.21ポイント(1.07%)安の1219.25で終えた。
東証プライムの売買代金は概算で3兆8398億円、売買高は17億43万株だった。東証プライムの値下がり銘柄数は1012と全体の約6割だった。値上がりは562、横ばいは56だった。
ソフトバンクグループ(SBG)、ファストリ、リクルート、トヨタが下落した。一方、中外薬、コナミG、富士通、野村総研が上昇した。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕