株式 終値 前営業日比 変化率
S&P500種株価指数 5396.52 -274.45 -4.84%
ダウ工業株30種平均 40545.93 -1679.39 -3.98%
ナスダック総合指数 16550.61 -1050.44 -5.97%
Nikkei 225 FuturesNK1:IND 33,620.00JPY
ー 1,230.00 ー 3.53%
NY株式は暴落。225先物は大幅続落。
寄付きから9時10分現在
現物指数は続落のスタートです。銘柄は食品、医薬品、電鉄、を除いて安い。
RSI銘柄は全体に続落しています。
◇東証寄り付き 日経平均、大幅続落 下げ幅一時650円超 米株急落と円高進行で
4日前場寄り付きの東京株式市場で日経平均株価は大幅に続落して始まり、前日に比べ550円ほど安い3万4100円台後半で推移している。トランプ米大統領が2日発表した「相互関税」が市場の想定よりも厳しい内容だったとの受け止めから3日の米株式相場が急落した。この流れを引き継ぎ、幅広い銘柄に売りが先行している。外国為替市場で円相場が1ドル=146円台と前日夕時点に比べて円高・ドル安方向に振れていることも売りに拍車をかけている。日経平均の下げ幅は一時650円を超えた。
トランプ米政権が貿易相手国・地域と同水準に関税を引き上げる「相互関税」の詳細を公表した。日本には24%、中国に34%、欧州連合(EU)に20%を課すなど、市場では想定以上の高関税率だったとの見方が多い。中国やEUは対抗措置をとる姿勢を示しており、世界景気の悪化や貿易戦争への警戒感が強まっている。公表直後の前日3日の東京市場では大きく下落したが、日本時間夜の3日の欧米株式相場が急落したとあって、きょうもリスク回避目的の売りが優勢となっている。
東証株価指数(TOPIX)は大幅に続落している。
アドテストやソフトバンクグループ(SBG)、東エレクが安い。ファストリやファナックが下落し、トヨタやホンダが売られている。一方、KDDIやテルモが高い。中外薬や第一三共が上昇している。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕
◇東証前引け 日経平均、大幅続落 米株急落で8カ月ぶり3万4000円割れ
4日午前の東京株式市場で日経平均株価は大幅に続落し、午前終値は前日比917円75銭(2.64%)安の3万3818円18銭だった。取引時間中に心理的節目の3万4000円を割り込んだのは2024年8月7日以来8カ月ぶり。2日にトランプ米大統領が発表した「相互関税」が市場の想定よりも厳しい内容だったと受け止められ、3日の欧米株式相場が急落した。この流れを引き継ぎ、リスク回避目的の売りが優勢だった。東証プライム市場は9割の銘柄が下落するほぼ全面安の展開だった。
3日の米株式市場で主要3指数が急落したほか、主要な半導体関連銘柄で構成するフィラデルフィア半導体株指数(SOX)の下げが目立った。米ハイテク株安が波及する形で、きょうの東京市場でも値がさの半導体関連株が大きく売られ、日経平均を下押しした。外国為替市場で円相場が円高・ドル安方向に振れたこともあり、自動車など輸出関連株にも業績悪化を警戒する売りが出た。国内長期金利が低下し、銀行株の下げもきつかった。
トランプ米政権が貿易相手国・地域と同水準に関税を引き上げる「相互関税」の詳細を公表した。日本には24%、中国に34%、欧州連合(EU)に20%を課すなど、市場では想定以上の高関税率だったとの見方が多い。中国やEUは対抗措置をとる姿勢を示しており、世界景気の悪化や貿易戦争激化への警戒感が強まっている。市場では「相互関税の発表前から下げていたこともあり、株価の水準としては『陰の極み』にあるが、米関税政策を巡ってはまだ悪材料が出きっていないとみられ、投資家が手を出しづらい状況だ」(東海東京インテリジェンス・ラボの長田清英チーフストラテジスト)との声が聞かれた。
東証株価指数(TOPIX)は続落した。前引けは90.65ポイント(3.53%)安の2477.96だった。JPXプライム150指数も続落した。
前引け時点の東証プライムの売買代金は概算で3兆2400億円、売買高は15億1345万株だった。東証プライムの値下がり銘柄数は1485。値上がりは143、横ばいは9だった。
アドテストやソフトバンクグループ(SBG)、東エレクが安い。ファストリやリクルート、ソニーGが下落した。トヨタや東京海上、三菱UFJが売られた。一方、KDDIやセコムが高い。中外薬やニトリHDが上昇した。三井不や住友不も買われた。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕