株式 終値 前営業日比 変化率
S&P500種株価指数 6025.99 -57.58 -0.95%
ダウ工業株30種平均 44303.40 -444.23 -0.99%
ナスダック総合指数 19523.40 -268.59 -1.36%
Nikkei 225 FuturesNK1:IND 38,370.00JPY
ー 470.00 ー 1.21%
NY株式は下落。225先物は大幅安。
寄付きから9時7分現在
現物指数は続落のスタートです。銘柄は高安まちまちです。
RSI銘柄はディーエヌエー、日水コン、イタミアートが高い。
日経平均は50円程度安、採用銘柄の値下がり率上位に大成建、SUBARU、OLCなど 株式新聞
10日午前11時2分すぎの日経平均株価は、前週末比50円程度安い3万8730円近辺で推移する。現地7日の米国株式市場で、NYダウが続落、ナスダック総合指数が4日ぶりに反落した動きから売りが先行。午前9時8分には、同180円70銭安の3万8606円32銭を付けた。その後、上げ転換する場面もみられたが、戻り待ちの売りに上値は重いようだ。外国為替市場では1ドル=152円前後と、朝方の水準よりも円安方向にある。
日経平均採用銘柄では、値下がり率上位に、大成建<1801.T>、SUBARU<7270.T>、OLC<4661.T>、日製鋼<5631.T>、エーザイ<4523.T>がランクイン。一方、値上がり率の上位に、DeNA<2432.T>、太陽誘電<6976.T>、SUMCO<3436.T>、日揮HD<1963.T>、コムシスHD<1721.T>が入っている。
[ 株式新聞速報ニュース ]
◇新興株前引け グロース250が続伸 内需株に買い
10日午前の新興企業向け株式市場で東証グロース市場250指数は続伸した。前引けは前週末比8.52ポイント(1.27%)高の680.64だった。トランプ米大統領は9日、米国が輸入する鉄鋼・アルミ製品に25%の関税を課すと明らかにした。日本も対象になるとの警戒感が市場で高まるなか、内需株が相対的に多い新興市場の銘柄には買いが入った。
グロース市場ではフリー、弁護士COMが上昇した。一方、アストロHD、GENDAが下落した。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕
◇東証前引け 日経平均は続落 米関税警戒、買い戻しは支え
10日午前の東京株式市場で日経平均株価は続落し、午前終値は前週末比40円06銭(0.10%)安の3万8746円96銭だった。前週末の米株安や、米国の関税政策をめぐる懸念から朝方に下げ幅は一時100円を超えた。その後は海外短期筋とみられる買い戻しの勢いが強まり、上昇に転じる場面もあった。決算発表を手掛かりに、好業績銘柄に物色が向かったのも相場の下値を支えた。
7日の米株式市場はダウ工業株30種平均など主要3指数が下落した。同日発表の1月の米雇用統計を受け、米連邦準備理事会(FRB)の追加利下げが後ろにずれるとの見方から米ハイテク株の下げが目立った。東京市場でも値がさのソフトバンクグループ(SBG)などに売りが出て、日経平均を押し下げた。
トランプ米大統領は日本時間10日朝、米国に輸入される鉄鋼・アルミ製品に25%の関税を課すと明らかにした。トランプ氏は貿易の相手国が米国製品にかけている関税を米国側も同じように課す「相互関税」の導入も検討しているとされ、関税の応酬で世界経済や企業業績を下押しするとの懸念も投資家心理の重荷となった。
石破茂首相とトランプ米大統領が7日に実施した首脳会談は無難に通過したとの受け止めが多かった。トランプ氏の日本への強硬姿勢が強まるとみて株価指数先物などを事前に売っていた海外勢が、イベント通過でショートカバー(売り方の買い戻し)の動きを強めた。外国為替市場の円相場は一時1ドル=152円台まで下落し、このところの円高進行の一服も買い戻しを促した。前場中ごろに日経平均は一時上昇したが、米関税への警戒は根強く、買いの勢いは続かなかった。
主要企業の決算発表が本格化し、良好な業績を材料視した買いは相場の下値を支えた。前週末7日に2025年3月期の営業利益予想の上方修正を発表した太陽誘電が大幅高となった。スマートフォン向けゲーム「Pokemon Trading Card Game Pocket(通称ポケポケ)」が伸び、24年4~12月期の決算が良好だったディーエヌエは制限値幅の上限(ストップ高水準)まで買われた。
東証株価指数(TOPIX)は続落した。前引けは7.41ポイント(0.27%)安の2729.82だった。JPXプライム150指数は続落し、3.92ポイント(0.33%)安の1200.70で前場を終えた。
前引け時点の東証プライムの売買代金は概算で2兆1564億円、売買高は10億2028万株だった。東証プライムの値下がり銘柄数は812。値上がりは758、横ばいは68だった。
SUBARUや第一三共、三菱商が下げた。一方、TDKや村田製、ネクソンは上げた。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕