株式 終値 前営業日比 変化率
S&P500種株価指数 5917.11 0.13 0.00%
ダウ工業株30種平均 43408.47 139.53 0.32%
ナスダック総合指数 18966.14 -21.33 -0.11%
Nikkei 225 FuturesNK1:IND 38,280.00JPY
ー 160.00 ー 0.42%
寄付きから9時15分現在
NY株式はまちまち。225先物は小幅安。
現物指数は続落のスタートです。銘柄は全般に小動きで、高安まちまちです。
RSI銘柄はフジクラ、MRO、が高い。
日経平均は270円程度安、円高も重しで一時3万8000円割れ=21日前場 株式新聞
21日午前10時3分すぎの日経平均株価は、前日比270円程度安い3万8080円前後で推移する。午前9時33分には、同356円44銭安の3万7995円90銭と、取引時間中としては今月1日以来となる3万8000円割れとなる場面もみられた。現地20日の通常取引終了後に、注目された米半導体大手エヌビディアが決算を発表。第4四半期(24年11月-25年1月)の売上見通しが高い期待値を映したアナリスト予想平均を上回ったものの、時間外取引では軟調に推移。外国為替市場で円高方向に振れていることもあり、半導体関連に加え輸出関連なども弱含みとなり、指数の重しとなっている。シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、20日の大阪取引所清算値比160円安の3万8280円だった。
業種別では、全33業種のうち19業種が下落、14業種が上昇している。INPEX<1605.T>、石油資源<1662.T>などの鉱業株や、オリンパス<7733.T>、HOYA<7741.T>などの精密機器株が下落。中部電<9502.T>、関西電<9503.T>などの電気・ガス株や、ディスコ<6146.T>、菱重工<7011.T>などの機械株も安い。日立<6501.T>、東エレク<8035.T>などの電気機器株や、バンナム<7832.T>、任天堂<7974.T>などのその他製品株も軟調。郵船<9101.T>、商船三井<9104.T>などの海運株や、信越化<4063.T>、富士フイルム<4901.T>などの化学株も弱い。一方、住友電工<5802.T>、フジクラ<5803.T>などの非鉄金属株や、帝人<3401.T>、東レ<3402.T>などの繊維株が高い。
個別では、フォスタ<6794.T>、トランザク<7818.T>、アドバンテス<6857.T>、カドカワ<9468.T>、東北電<9506.T>が下落。半面、広済堂HD<7868.T>、三桜工<6584.T>、LIFULL<2120.T>、新晃工<6458.T>、Vテク<7717.T>などが上昇している。
東京外国為替市場では午前10時3分時点で、ドル・円が1ドル=155円のトビ台(20日は155円65-67銭)、ユーロ・円が1ユーロ=163円台の半ば(同164円65-69銭)で取引されている。
[ 株式新聞速報ニュース ]
NQN◇東証前引け 日経平均は続落 米ハイテク株安が重荷、一時3万8000円割れ
21日午前の東京株式市場で日経平均株価は続落し、前引けは前日比319円12銭(0.83%)安の3万8033円22銭だった。前日の米ハイテク株安や決算を発表した米エヌビディアの時間外取引での株価下落を受け、半導体関連株などへの売りが目立ち、日経平均を押し下げた。ウクライナ情勢の悪化懸念や外国為替相場で円高・ドル安が進んだことも重荷となり、心理的節目の3万8000円を下回る場面があった。
取引時間中の3万8000円割れは11月1日以来となる。朝方は散発的な先物買いに支えられて小幅高で始まったが、次第に米ハイテク株安を受けた売りが優勢になった。米エヌビディアが20日発表した2024年8~10月期決算は人工知能(AI)関連の需要が引き続き収益を押し上げ大幅増収となり、市場予想も上回った。もっとも株価は出尽くし感から時間外取引で下落し、東京市場でも半導体のほか電気機器、精密機器、機械など幅広い銘柄に売りが出た。
オースティン米国防長官が20日、ウクライナへの対人地雷の供与を許可したと伝わり、地政学リスクの高まりも投資意欲をしぼませた。岩井コスモ証券の林卓郎投資情報センター長は「企業業績の先行きや日米の政局の不透明感が強い状況に、地政学リスクの高まりが加わることは投資家にとってネガティブだ」とみていた。
東証株価指数(TOPIX)は続落し、前引けは9.22ポイント(0.34%)安の2689.07だった。JPXプライム150指数も続落し、7.24ポイント(0.61%)安の1187.83で前場を終えた。
前引け時点の東証プライムの売買代金は概算で1兆8208億円、売買高は8億3376万株だった。東証プライムの値下がり銘柄数は699。値上がりは876、横ばいは69だった。
アドテストやディスコが安い。ファストリ、ソフトバンクグループ(SBG)、TDK、ソニーGも売られた。一方、東京海上や千葉銀など金融株、フジクラは買われた。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕