| 39910.55 | 304.75 | 0.77% | 4連騰 | ||
| RSI | 日足 | 61.7% | |||
| 動いた | フォロー銘柄 | (+1% | 以上) | ||
| コード | 社名 | 週足 | 日足 | 株価 | 前日比 |
| 7013 | IHI | D | 1 | 8420 | 318 |
| 3836 | アバント | D | 1 | 2352 | 97 |
| 5929 | 三和 | C | 1 | 3723 | 39 |
| 4811 | ドリームアーツ | C | 1 | 3065 | 35 |
| 7011 | 三菱重工 | C | 1 | 2240 | 29 |
NQN◇東証大引け 日経平均は4日続伸 一時4万円台、朝高後は伸び悩む
15日の東京株式市場で日経平均株価は4日続伸し、終値は前週末比304円75銭(0.77%)高の3万9910円55銭だった。取引時間中には7月19日以来およそ3カ月ぶりに4万円台をつける場面があった。国内が連休中の米株高や、外国為替市場の円安・ドル高進行を追い風に海外投資家のリスク選好姿勢が強まり、幅広い銘柄に買いが先行した。短期筋による株価指数先物への買いも日経平均を押し上げた。ただ、上げ幅を600円超まで拡大した後は伸び悩み、高い水準ながら安値引けとなった。
14日の米市場でダウ工業株30種平均が連日で最高値を更新した。アナリストが強気の業績見通しを示したエヌビディアが買われるなど半導体株の上昇が目立った。米景気や半導体企業の業績に楽観的な見方が広がり、東京市場でも値がさの東エレクやアドテストなど半導体関連株に買いが波及した。円相場は1ドル=149円台半ばと前週末夕に比べて円安・ドル高基調で推移し、外需株の買いに弾みがついた。
9月27日の直近高値(3万9829円)も上回って推移した。この日は自民党総裁選で「アベノミクス」の継承を掲げる高市早苗氏の勝利が市場で想定され、前のめりで上昇していた面があった。その水準を上回ったことで短期筋によるショートカバー(売り方の買い戻し)の動きが加速し、日経平均を押し上げたとの見方もあった。
一時4万円を上回ったことで達成感が広がり、戻り待ちや利益確定目的の売りが上値を抑えた。 日経平均の25日移動平均(前週末時点で3万7783円)からの上方乖離(かいり)率は「買われすぎ」を示す5%を超える場面があり、短期的な過熱感も意識されやすかった。
東証株価指数(TOPIX)は反発した。終値は17.37ポイント(0.64%)高の2723.57だった。JPXプライム150指数は反発し、7.49ポイント(0.61%)高の1227.37で終えた。
東証プライムの売買代金は概算で4兆4380億円、売買高は18億5726万株だった。東証プライムの値上がり銘柄数は1203。値下がりは386、横ばいは56だった。
三菱UFJやみずほFGなど銀行株、東京海上やSOMPOなど保険株の上昇が目立った。一方、ENEOSや出光興産、INPEXは下げた。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕