株価は4日ぶり反落  | 長谷川 忠康 オフィシャル・ブログ

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  38937.54 -395.2 -1.00% 4日ぶり反落  
  RSI 日足   64.9%  
           
           
動いた フォロー銘柄 (+1% 以上)    
コード 社名 週足 日足 株価 前日比
5803 フジクラ D 1 5190 203
3836 アバント D 1 2273 46
2371 カカクコム C 1 2535 32
5621 ヒューマン C 1 1511 16

 

NQN◇東証大引け 日経平均、4日ぶり反落 米金利の上昇嫌気、香港株安も重荷
 8日の東京株式市場で日経平均株価は4営業日ぶりに反落し、終値は前日比395円20銭(1.00%)安の3万8937円54銭だった。米長期金利の上昇(債券価格は下落)を受けた前日の米株安や中東情勢の悪化懸念から、東京市場では幅広い銘柄に売りが優勢だった。
 米経済の底堅さを示す経済統計の発表が相次いでいることから、7日の米債券市場では長期金利が2カ月ぶりに4%台まで上昇した。米株式市場では金利水準との比較で相対的な割高感を意識する売りが膨らんだ。中東情勢の悪化に対する警戒感も投資家心理を冷やし、東京市場でも朝方から投資家が買い持ち高を減らす動きが優勢となった。前日まで上昇が目立った銀行や保険などの金融株が大幅安となったほか、電子部品株も下落した。
 8日の香港株式市場でハンセン指数が大幅に反落した。大型連休明け後、最初の取引日だった中国・上海株式相場は大幅上昇で始まるも、買い一巡後は急速に伸び悩んだ。中国の国家発展改革委員会は午前に記者会見を開催した。内容は今までの景気対策の振り返りなどが中心で、市場で期待が強まっていた早期の追加財政支出については言及がなかったため、失望売りが膨らんだ。東京市場でも安川電や資生堂といった中国関連銘柄が売られ、日経平均の下げ幅は500円を超える場面があった。
 午後に円相場が伸び悩むと、日経平均は下げ幅を縮小する場面もみられた。円相場は正午前に1ドル=147円52銭近辺まで買われる場面があったため、148円台に円相場が伸び悩んだのをみて、海外短期筋などが株価指数先物への売り圧力を弱めたとの見方があった。
 東証株価指数(TOPIX)も4営業日ぶりに反落した。終値は40.24ポイント(1.47%)安の2699.15だった。JPXプライム150指数も4営業日ぶりに反落し、17.51ポイント(1.42%)安の1214.86で終えた。 
 東証プライムの売買代金は概算で3兆9410億円、売買高は17億9372万株だった。東証プライムの値下がり銘柄数は1386。値上がりは241、横ばいは19だった。
 TDKやファナック、東エレクが下げた。一方、アドテストやテルモ、ニトリHDは上げた。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕