株式 終値 前営業日比 変化率
S&P500種株価指数 5762.48 24.31 0.42%
ダウ工業株30種平均 42330.15 17.15 0.04%
ナスダック総合指数 18189.17 69.58 0.38%
Nikkei 225 FuturesNK1:IND 38,220.00JPY
+ 270.00 + 0.71%
寄付きから9時15分現在
NY株式は小幅高。225先物は小幅反発。
現物指数は反発のスタートです。銘柄は高安まちまちですが値上がりがやや多い。
RSI銘柄はフジクラ、IHI、エムティーアイ、QPS研、三菱重工、伊藤忠、が高い。
日経平均は570円程度高、戻り待ちの売り吸収し堅調推移=10月1日前場
株式新聞
10月1日午前10時5分すぎの日経平均株価は、前日比570円程度高い3万8490円前後で推移する。現地9月30日の米国株式が上昇したことや、きのう日経平均株価が大幅に反落した反動で、朝方から買いが先行。外国為替市場で円安方向に振れていることも支えに、午前9時50分には、同658円50銭高の3万8578円05銭を付けている。その後は、戻り待ちの売りを吸収し、堅調な値動きが続いている。9月30日のシカゴ日経平均先物の円建て清算値は、同30日の大阪取引所清算値比165円高の3万8115円だった。
業種別では、全33業種のうち29業種が上昇、4業種が下落している。大和証G<8601.T>、野村<8604.T>などの証券商品先物株や、三菱UFJ<8306.T>、三井住友<8316.T>などの銀行株が上昇。ディスコ<6146.T>、コマツ<6301.T>などの機械株や、三井物<8031.T>、三菱商<8058.T>などの卸売株も高い。出光興産<5019.T>、ENEOS<5020.T>などの石油石炭製品株や、第一生命HD<8750.T>、東京海上<8766.T>などの保険株も堅調。トヨタ<7203.T>、ホンダ<7267.T>などの輸送用機器株や、アドバンテス<6857.T>、東エレク<8035.T>などの電気機器株もしっかり。一方、JAL<9201.T>、ANA<9202.T>の空運株や、JR東日本<9020.T>、JR東海<9022.T>などの陸運株が安い。
個別では、三井ES<7003.T>、東京計器<7721.T>、川重<7012.T>、菱重工<7011.T>、IHI<7013.T>などが上昇。半面、ヨシムラFH<2884.T>、チェンジHD<3962.T>、藤田観<9722.T>、大黒天<2791.T>、テクマト<3762.T>が下落している。
東京外国為替市場では午前10時5分時点で、ドル・円が1ドル=143円台の後半(9月30日は142円37-39銭)、ユーロ・円が1ユーロ=160円台の前半(同159円12-16銭)で取引されている。
[ 株式新聞速報ニュース ]
NQN◇東証前引け 日経平均は大幅反発、急落の反動で 三菱重など高い
1日午前の東京株式市場で日経平均株価は大幅反発し、午前終値は前日比556円78銭(1.47%)高の3万8476円33銭だった。前日に急落した反動から自律反発狙いの買いが入り、指数を押し上げた。パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長の講演を受け円買い・ドル売りが一服したほか、前日の米株式市場で主要3指数が上昇したことも追い風となった。ただ、買い一巡後は利益確定売りが上値を抑えた。
日経平均の上げ幅は一時700円を超えた。前日の日経平均は石破茂新政権の政策に対する警戒感から1910円安と今年3番目の下げ幅で終えており、短期筋を中心とした自律反発狙いの買いが入り指数を押し上げた。個別では石破関連とされる三菱重や川重、IHIなど防衛株の上昇が目立った。
パウエルFRB議長が9月30日のイベントで利下げを急がない姿勢を示したことから外国為替市場で円相場は1ドル=143円台後半と前日夕時点に比べて円安・ドル高方向に振れていることも支えとなった。パウエル議長が米経済について「総じて堅調」との認識を示すなか、東京市場では機械や電気機器、精密機器といった輸出関連株に幅広く買いが入った。
しんきんアセットマネジメント投信の藤原直樹シニアファンドマネージャーは「9月26~27日の『(高市早苗氏が自民党総裁選で勝利すると見込んだ)高市トレード』の巻き戻しはあったにせよ、きのうの急落は明らかに行きすぎで投資家も冷静さを取り戻した。石破氏が10月の解散総選挙を明言したことで、政権運営の安定を期待した先回りの買いも入った」とみていた。
東証株価指数(TOPIX)は反発した。前引けは32.46ポイント(1.23%)高の2678.40だった。JPXプライム150指数も反発し、17.69ポイント(1.49%)高の1207.48で前場を終えた。
前引け時点の東証プライムの売買代金は概算で2兆1006億円、売買高は9億8453万株だった。東証プライムの値上がり銘柄数は1126。値下がりは463、横ばいは53だった。
東エレクやアドテストの半導体関連株が高い。伊藤忠、ファストリ、フジクラも買われた。一方、ニトリHDやZOZO、電通グループは売られた。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕